中国製旅客機C919初飛行に成功(出典:http://www.shanghaidaily.com)

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4日にお伝えした通り、中国製の旅客機『C919』が本日めでたく初飛行を迎えた。緑の尾翼に吸い込まれるように描かれた青い線。試験飛行は無事完了したことを中国の多数のメディアが伝えている。

「中国商用飛機有限責任公司(Commercial Aircraft Corporation of China, Ltd)」が2006年から開発を進めてきた中距離フライト向けの旅客機『C919』が5日、上海浦東国際空港からついに空へと飛び立った。空港には国営中国中央テレビ(CCTV)のライブカメラが設置され、関係者として政府高官の姿がずらり。政府の強すぎる期待を背に『C919』は現地時間の5日午後2時にしっかりと離陸し、3時19分に再び姿を現すと滑走路にきれいに着陸した。

コックピットには機長、副操縦士、オブザーバー1名、そして試験飛行エンジニア2名が乗り込み、フライト中の機体の最高速度は時速319km。高度を約3,000メートルまで上げて旋回した。離陸から着陸まで、管制塔との通信ほか15の重要なテストが行われたといい、その可否について報告を待つばかりとなっている。

中国国際航空(Air China)、中国南方航空(China Southern Airlines)、中国東方航空(China Eastern Airlines)ほかエアラインを中心に23か所から570機の受注がすでにあるという『C919』。10%はアフリカ、ドイツ、タイといった海外エアラインからの注文で、このまま順調であればボーイング737やエアバス320のライバル機が誕生ということになり、本格的なフライトは早くて2020年、遅くても2022年にはスタートするであろうという。

ボーイング、エアバスの二社独占は許さないとばかり、世界でますます盛んになっている旅客機の開発。超音速旅客機コンコルドが退役して10年以上となった今、次なる超音速旅客機としてデビューが期待されているのがマッハ2.2の超音速で飛ぶと謳う『Boom』。開発にあたっているコロラド州デンバーが本拠地の「Boom Technology」社は、実現すればニューヨーク-ロンドン間は3時間15分と半分かそれ以下に短縮されるとしている。

出典:http://www.shanghaidaily.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)