今季5ゴール目を奪った倉田だが、試合後は反省の弁が多かった。写真:川本 学

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[J1リーグ10節]G大阪 1-1 清水/5月5日/吹田S

 G大阪が清水に先制を許したものの、キャプテンの倉田秋の同点ゴールで引き分けに持ち込んだ。

 日本代表のハリルホジッチ監督も視察に訪れた一戦で、倉田が輝きを放ったのは57分。中盤でのボール奪取から、「近くでやろうと話していた」(倉田)という堂安律が持ち上がり、井手口陽介へとつなぐと、裏へ走り込んだ倉田へ絶妙なタイミングでラストパスが通る。抜け出した倉田は右足でシュートを放ち、清水ゴールに叩き込んだ。

 倉田はゴールを振り返り、「(堂安)律とは近くでやろうと話していて、理想的な形でできた。ゴールの場面は(井手口)陽介がいいボールを裏に通してくれて、落ち着いて決めるだけだった」と、G大阪ユースの後輩ふたりとのコンビネーションの良さを得点の要因に挙げた。

 3月のワールドカップアジア最終予選でも日本代表に選ばれた倉田にとって、指揮官の視察した“御前試合”でのゴールは、大きなアピールになったはずだ。しかし、本人はゴールよりも低調な出来に終始した前半のパフォーマンスに納得がいかなかったようで、「僕の個人的なミスが多かったので…」と悔しさを滲ませた。

 さらに、「後半ももう1点を取れるチャンスがいっぱいあった。そういうところで決めていけるようにしたい」と、反省の弁とともにさらなるゴールへの貪欲さを示した。