バンコク国際モーターショーには並行輸入業者も出展している。タイでは輸入される完成車に対して100%くらいの関税がかかるほか、いろいろな費用がかさむため、日本での販売価格に対して3倍くらいの価格になってしまうのだが、アルファードやヴェルファイア、エスティマやハリアーなど、いろいろな車種が並行輸入されている。

ただ、単純に並行輸入するだけではなく、より魅力アップするため特別にドレスアップしたクルマを販売する例が多い。LXモードはそうした並行輸入会社で、上記の車種のほかレクサスNX、ランドクルーザープラド、エスクァイアなどもラインナップしていた。

写真のアルファードSRCハイブリッドには399万バーツの価格が付けられていたから、ざっと1200万〜1300万円のクルマである。タイにはそれでも欲しいというユーザーがいるのだ。

こうした並行輸入車のポイントは、日本仕様であることがはっきり分かること。タイでは法規の規制がない左側のサイドアンダーミラー(通称:毒キノコ)も、これが付いていないと日本からの並行輸入車であることが伝わりにくい。ほかにリヤの排気ガス&燃費基準のステッカーも、あえて剥がすことなく貼ったままの状態で販売されている。そこに価値があるのだ。

(村木哲郎)

【バンコクモーターショー2017 その11】タイで「毒キノコ」が人気のワケは?(http://clicccar.com/2017/05/05/464099/)