チョコレートを甘くする音、苦くする音って?

互いに影響しあうといわれる人間の五感。これまでの研究で、甘みや苦味、酸味、サクサク感やクリーミィさといった味は、食べながらどんな音を聞いているかによって変化することが明らかになっていました。

Daily Mailによると、そんななかブリュッセル大学、オクスフォード大学らの研究が着目したのはみんな大好きチョコレート。PubMed.govに掲載されている実験によれば、チョコレートの味が同じであることは知らされずに2つのチョコレートをテイスティング、食べるときにそれぞれ異なる音楽を聴きます。すると、ゆっくりとしたテンポのなめらかなフルートの音色を聴いたときはよりクリーミィに、不協和音をスタッカートで奏でるバイオリンの音色を聴いたときはクリーミィさが少なく、ビターな風味を感じる人が多くなる結果に。

研究グループのひとりであるCharles Spencerは、crossmodal sensory interaction(五感のいずれか一つに異なるインプットを与えると、他の感覚から受ける体験も変化すること)の第一人者。これまでもユニークな研究で、音と味覚の関係性を紐解こうとしてきました。例えば以前ギズでも取り上げた研究では、ポテトチップスをかじる音の周波数を上げて被験者に聞かせ、同時にポテトチップスを食べてもらいました。すると、被験者はよりフレッシュかつサクサクな味を感じることができたのだそう。

・食べ物の音をよーく聞いて食べると、おいしくなる不思議

Daily Mailのウェブサイトでは、チョコレートの味をクリーミィにする音色、ビターにするバイオリンの音色を聞くことができます。ぜひ聞きながらチョコを食べ比べてみてください。


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image: diogoppr / Shutterstock.com
source:Daily Mail, PubMed.gov
reference: GASTROPOD, UNIVERSITY OF OXFORD
(Haruka Mukai)