3日、米華字紙・多維網は「著名格闘家が『釣魚島は日本のもの』と発言していた」と指摘する記事を掲載した。瞬く間に中国一のネット有名人に成り上がった徐暁冬氏だが、「釣魚島は日本のもの」など、過去の「問題発言」が明らかとなった。資料写真。

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2017年5月3日、米華字紙・多維網は「著名格闘家が『釣魚島は日本のもの』と発言していた」と指摘する記事を掲載した。

先日来、中国で一躍有名人となったのが総合格闘家の徐暁冬(シュー・シャオドン)氏だ。4月27日、四川省成都市で太極拳の達人・魏雷(ウェイ・レイ)氏と対決し圧勝した。わずか20秒、魏雷に何もさせない完勝だった。徐氏は「中国武術界の偽物ハンター」を公言、今後も偽りの達人をつぶしていくと怪気炎を上げた。その後、著名な武術家から対決を求める声が上がり、また中国武術協会が私闘を禁じる通達を出すなど騒ぎが広がっている。

一気にスターとなった徐氏だが、思わぬところで問題が起きた。SNS「微博」の過去の書き込みから次々と問題発言が発見されたのだ。その書き込みは「釣魚島(尖閣諸島)は日本に返せ!」「(人民解放軍なんて)党の軍隊じゃないか、くそったれ」「主権よりも人権のほうが大切だ。米帝よ、早く中国を侵略してくれ」「米国大好き。移民したいんだけど誰か手助けしてくれない?」といった内容だ。徐氏は書き込みを削除した上で、「ネットで出回っている書き込みの画像は捏造(ねつぞう)だ。法的手段に訴える」との声明を発表したが、中国ネットユーザーの間には怒りの声が広がっている。(翻訳・編集/増田聡太郎)