長在島防御隊と茂島英雄防御隊を視察した金正恩氏(2017年5月5日付労働新聞より)

写真拡大

北朝鮮の金正恩党委員長は、黄海の南北軍事境界線に近接する長在島(チャンジェド)防御隊と茂島(ムド)英雄防御隊を視察した。日時は不明。朝鮮中央通信が5日、報じた。

長在島と茂島は、黄海南道(ファンヘナムド)康翎(カンリョン)郡のケモリ基地の南にある島で、韓国領の大延坪島からそれぞれ6.5キロ、11キロのところにある。2010年11月に韓国・延坪(ヨンピョン)島砲撃事件は、茂島英雄防衛隊が主導したとされている。

同通信によると、金正恩氏は、長在島防御隊の監視所に上がって延坪島を眺めながら、延坪部隊の現況状態の報告を受け、敵対象物火力打撃計画を了解、検討し、次のように述べた。

「西南前線を守っている朝鮮人民軍最精鋭砲兵集団は高度の臨戦状態を保ち、いったん命令が下されればかいらいの脊椎骨を完全にへし折ってしまわなければならない」

つづけて、金正恩氏は茂島英雄防御隊を視察。第1砲陣地を見て回りながら、「茂島英雄防御隊には、われわれに向けて無謀な砲撃を強行した南朝鮮かいらい好戦狂らの侵略挑発策動を無慈悲な砲火で粉砕することによって、延坪島の火の海とともに敵に朝鮮人民軍砲兵の気概を示した誇りが宿っている」と述べた。

さらに、「長在島防御隊と茂島英雄防御隊が受け持っている任務がたいへん重要だ」と述べた。

視察には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、徐紅燦(ソ・ホンチャン)、朴正天(パク・チョンチョン)、李成国(リ・ソングク)、リ・ヨンチョル、呉日晶(オ・イルチョン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)の各氏が同行した。