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電子レンジ購入前に知っておきたい3つのルール



RULE01

加熱する熱源や用途に違いあり。レンジ、オーブンの種類を知ろう

電子レンジは機能面で大きく3種類に分かれますので、まずは自分に必要な機能をおおまかに見極めましょう。ヘルシーな料理をたくさん作りたいのであれば、食材の余分な脂や塩分を落として調理できる過熱水蒸気オーブンレンジがオススメ。パンやケーキを焼いたり、オーブン・グリル調理などを活用したいのであれば、オーブンレンジがオススメです。「あたため」と「解凍」程度にしか使わないのであれば、コストパフォーマンスの高い単機能レンジをオススメします。

過熱水蒸気オーブンレンジ:100℃を超える「過熱水蒸気」を使ったヘルシー調理が可能なオーブンレンジ。最も高級で高性能なモデルという位置付けです。

オーブンレンジ:電子レンジにオーブン・グリル機能を搭載したもの。過熱水蒸気ではないものの、スチーム調理が可能なモデルも多くラインアップされています。

単機能レンジ:電磁波を用いて食材を直接温める「あたため」機能と、冷凍した食材を温める「解凍」機能に特化したもの。安いものなら数千円からあります。

マルチすぎるレンジだからこそ価格比較サイトの口コミも参考に

絞り込んでも決めきれない場合は、細かい使い勝手の違いや長所・短所などを価格比較サイトの口コミでチェックするのもオススメ。カタログや取説では分からない生の情報が手に入ります。

RULE02

各社の売りをチェックしライフスタイルに合うものを選ぶ

シャープは過熱水蒸気を利用して冷凍、冷蔵、常温の食品を一緒に調理する「まかせて調理」、パナソニックは2品を一緒に調理する「時短調理」、東芝は「パンやお菓子作り」、日立は「焼き蒸し調理」が得意といったように、各社それぞれに売りとなる機能や特徴があります。特に機能が豊富なハイエンドモデルほどその売りが顕著になっているので、その中から自分のライフスタイルに合ったものを選ぶといいでしょう。


▲冷凍、冷蔵、常温の食品を一緒に並べてボタンを押すだけで均一に熱を通してくれるシャープの「まかせて調理」機能で作った料理。

RULE03

日々のメンテナンスのしやすさもしっかりと確認して決定!

オーブンレンジには、ヒーターがむき出しのものとフラットなものがあり、清掃のしやすさに大きな違いがあります。扉の開き方は横開きと縦開きがあり、使い勝手を大きく左右します。過熱水蒸気やスチーム調理が可能なオーブンレンジの場合、水を入れるタンクの配置や出し入れのしやすさもポイントです。電子レンジの安いモデルにはターンテーブルが採用されていますが、使い勝手や清掃のしやすさを考えると庫内フラット構造がオススメです。


▲庫内の天井にヒーターがむき出しではなくフラットだと、食材がこびりついてもすぐに清掃しやすく便利(写真はシャープ「ヘルシオ」)。

機能だけでなく設置場所も重要なポイント



電子レンジと一口に言っても、一人暮らしにちょうどいい数千円の単機能レンジから、4〜5人家族にピッタリな10数万円の過熱水蒸気オーブンレンジまで、価格の差はかなり大きい。機能面でも電子レンジのみのものから、オーブン、スチーム、過熱水蒸気など、価格が上がるごとにさまざまな機能が追加されていくため、必要な機能を見極めるのは難しいものです。

今回は3つのルールで選び方を紹介しましたが、もう1つ重要なポイントが「設置スペース」です。キッチンに置く電子レンジのスペースは限られている場合が多い。大容量モデルは比較的高級機が多いため、大抵は搭載レシピも多く、さまざまな料理を作れます。しかし庫内容量が大きいと一般的に予熱に時間がかかりやすくなり、本格的な調理は得意な一方で、手軽さに欠ける場合もあるのです。

家族が多い人、週に何回もオーブン料理などを作る人なら大容量モデルがいいですが、一人暮らしや結婚生活の開始に向けて本格的なオーブンレンジがほしいという人なら、23ℓ〜26ℓ程度のモデルがおすすめ。2段調理などの機能が省かれている場合もありますが、最上位モデルに次ぐ性能で小型に仕上がっているのが魅力です。

あなたのライフスタイルに最適な電子レンジはこれ!



いいとこどりなレンジが欲しいという人に



日立

ヘルシーシェフ MRO-SF6

実勢価格:3万2170円

実勢価格が3万円台と比較的低価格ながら、過熱水蒸気を利用したノンフライ調理などが可能な本格派モデル。総庫内容量は23Lとコンパクト。フラットな庫内で使いやすい。


▲昔ながらの電子レンジに慣れた人には、500W、600Wの電子レンジ機能を手軽に使える「手動レンジ」機能が便利だ。

毎日メニューを考えたくない人に



シャープ

ヘルシオ AX-XW300

実勢価格:16万2000円

人工知能とIoT技術を組み合わせて、声で1000を超えるレシピからオススメを検索できる過熱水蒸気オーブンレンジ。ダイエット食や病人向けのヘルシー食も提案してくれる。


▲過熱水蒸気を使うことで、冷凍、冷蔵、常温の食品を混在させても均一に加熱してくれる「まかせて調理」機能が便利。

コンパクトでも本格調理を楽しみたい人に



三菱電機

レンジグリル ZITANG

RG-HS1

予想実勢価格:8万6400円

電子レンジで食材を中まで温めてから、グリルでパリッと焼き上げる独自のレンジグリル機能を搭載。庫内容量が13Lと小型なので熱効率も良く、使い勝手が抜群。


▲現在の状況と次の操作を教えてくれる「音声ナビ」を搭載。ボタンを押すと、操作方法や調理状況などを声でお知らせしてくれる。

低価格で見た目重視は人に



ツインバード工業

ミラーガラス フラット電子レンジ

DR-D269B

実勢価格:1万9224円

低価格ながらミラーガラス採用のスタイリッシュなデザインが魅力。庫内フラット構造なので、大きな角皿などでも安心して温められるなど、使い勝手が良いのもポイント。


▲庫内容量は20Lとコンパクトですが、ターンテーブルのない庫内フラット構造のため、大きなお弁当でも失敗せずに温められる。

文/安蔵靖志

電子レンジのスペシャリストはこの人!

IT・家電ジャーナリスト 安蔵靖志さん

家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。KBCラジオを中心に全国6放送局でネットしているラジオ番組『キャイ〜ンの家電ソムリエ』にも出演中!

※『デジモノステーション』2017年5月号より抜粋

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