国連加盟国の報告ベースでまとめられる統計の上で、北朝鮮の3月の石炭輸出がゼロになる可能性のあることが5日までにわかった。

国連安全保障理事会は昨年11月、北朝鮮の5回目の核実験を受けた制裁決議の中で、北朝鮮の石炭輸出に上限を設けた。同決議は、国連加盟国が北朝鮮から輸入した石炭の量と金額を毎月末日から30日以内に安保理傘下の北朝鮮制裁委員会に届け出るよう定めている。

1月と2月には中国と推定される1カ国がそれぞれ144万トンと123万トンの石炭輸入を報告していた。

しかし中国は2月19日から、北朝鮮からの石炭輸入を停止。北朝鮮制裁委のウェブサイトによると、今月5日までに、3月に北朝鮮から石炭を輸入したと報告した国はない。

ただ、北朝鮮から中国へ石炭の密輸出が続けられているとの情報もあり、北朝鮮制裁委のデータは必ずしも、実態を正確に反映していない可能性もある。