飽食の時代と言われて久しい現代、食べ物の浪費は常に社会問題の1つとして付きまとっている。中国メディア・今日頭条は4月30日、日本の食品の浪費事情について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 飽食の時代と言われて久しい現代、食べ物の浪費は常に社会問題の1つとして付きまとっている。中国メディア・今日頭条は4月30日、日本の食品の浪費事情について紹介する記事を掲載した。

 記事は「われわれの印象では、日本はとても倹約を重んじ、至るところで資源を節約している」としたうえで、「日本では毎日1人あたり茶わん1杯、約136グラムの浪費が発生している。これは日本全体で年間632トンという数字になるが、2014年における世界の食料援助量320万トンの倍に当たる量なのだ」と伝えた。

 その背景には、小売店舗における品質保持期限の短さがあると説明。食品流通業界には期限切れ食品による健康被害の発生を避けるために、製造日から賞味期限までを3分割し、最初の3分の1を「納品起源」、次を「撤去期限」、最期を「食用期限」とする「3分の1」ルールという商習慣の存在について指摘した。

 記事は「われわれが知らず知らず捨てている期限切れ食品の多くは、実はまだ食べられるもの。日本の専門家の多くは食品廃棄税の導入を提唱し、消費者の健康を害さない前提のもとで食品の浪費を防ぐよう呼びかけている」とした。

 この記事に対して中国のネットユーザーからは「日本の浪費は生産時のもの、中国の浪費は大皿料理を食べることにある」、「中国は食卓上の浪費が一番深刻」、「中国の腐敗官僚のほうが日本よりもっと浪費している」など、日本と中国を比較するコメントが多く寄せられた。

 また「中国の食品利用率は最高だぞ」、「ドブ油を再利用するんだから、浪費なんかない」との意見も。さらに「われわれが本当に欲しているのは、浪費云々以前に食品の安全性なのだ」という切実な訴えもあった。

 腹を壊してでも浪費を防ぐというのはやり過ぎだが、浪費防止の努力も必要だ。消費者としては食べきれない量の料理を注文しない、必要以上の食品を購入しないといったたことができそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)