「あんなに好きだったのに、どうしてその気持ちが冷めてしまうんだろう?」。あなたがそうしたことに疑問を持つのであれば。今回のコラムは、あなたの役に立つかもしれません。気持ちが冷めるメカニズムと、その対策をご紹介していきます。

あんなに盛り上がっていた気持ちが、なぜ…?

つい数日前までは、この世に存在する人のなかでもっとも好きだった彼。朝起きたときから、夜寝る前まで彼のことしか考えられなかった!でも、今は…。そんな彼に対して、すっかり気持ちが冷めてしまって今ではどうでも良い。

あなたにもし、このパターンが当てはまるのであれば。じつはその原因を知ることで、次に誰かを好きになったときに、同じパターンに陥らないようにできるかもしれません。

そもそも相手が誰であろうと、あなたの気持ちが冷めてしまうことが多いのであれば。このまま誰かを好きになり続けたとしても、同じことを繰り返してしまう可能性があります。それであれば、冷静に原因を見つめてみる方が得策です。

冷めてしまう2つの大きな原因

そもそも、大きく分けて2つの原因があなたの気持ちを冷めさせてしまいます。

まずひとつは、相手を理想化しすぎることです。特にこれは、付き合うまでに長い期間がかかって、なおかつ友人としての期間もあまりない場合などに起きやすくなります。また逆に、付き合うまでの期間が短かったとしても、異性に対して夢を見がちな環境で育った方に起きやすくなります。

私たちは、どこまでも完璧ではありません。どのような人であっても、あなたの理想を叶える完璧な人物は存在しません。完璧に見える人であっても、細かな部分であなたの理想とは異なります。

「こうであったら良いなぁ」という理想を相手に押しつけてしまい、その理想と異なれば「この人は違う!」と判断してしまうのは、もうやめましょう。

ふたつめの原因としては、運命を過信しすぎることです。運命の相手というのは、あくまでその人との築いてきた関係を振り返ったときに、分かるもの。出会ったときに、いかに「運命の相手だ!」と思ったとしても、それはまだ真実ではありません。

直感的に相手を素晴らしい人だと思うこと自体は良いのですが、ふたりの関係をどうするかはふたり次第なのです。

対策:目の前の相手をありのままに見よう!

これら2つの大きな原因については、目の前の相手をありのままに見ることができれば、防ぐことができます。もちろん、自分とは異なる性の持ち主ですから、ありのままに100%を見ることはすぐにはできないかもしれません。

しかし、長く付き合っていくなかでお互いを分かり合い、真実の姿を見ていくのが恋愛の醍醐味。そして真実の姿は、あなたが理想と思っていたり、運命だと感じていたものよりも、もっと素晴らしいものになります。

理想も運命も、ふたりの真実の愛には必要ありません。ありのままに相手を見つめ、良いところも悪いところも含めて好きになっていきましょう。大丈夫、そのための時間であれば、あなたにはたっぷりとありますから。


今井 翔
恋愛・パートナーシップに関する人間関係の専門家
提供記事をもっと読むPhoto by fotolia