3日、安倍首相が「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と表明したことについて、韓国のネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。写真は自衛隊の入間航空祭。

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2017年5月3日、安倍首相が東京千代田区の砂防会館で開かれた「第19回公開憲法フォーラム」で、ビデオメッセージを通じて「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と表明したことについて、韓国・聯合ニュースなど多くの韓国メディアが伝えた。

「第19回公開憲法フォーラム」は、具体的な憲法改正原案の真偽など、憲法審査会の活性化を働きかける行事として、「民間憲法臨調」と「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の共催で実施された。

安倍首相は、改正項目として9条に言及し「今日、災害救助を含め、命懸けで、24時間、365日、領土、領海、領空、日本人の命を守り抜く、その任務を果たしている自衛隊の姿に対して、国民の信頼は9割を超えています。しかし、多くの憲法学者や政党の中には、自衛隊を違憲とする議論が、今なお存在しています。『自衛隊は、違憲かもしれないけれども、何かあれば、命を張って守ってくれ』というのは、あまりにも無責任です」と述べた。

さらに安倍首相は、「私は、少なくとも、私たちの世代の内に、自衛隊の存在を憲法上にしっかりと位置づけ、『自衛隊が違憲かもしれない』などの議論が生まれる余地をなくすべきである、と考えます」とし、「9条の平和主義の理念については、未来に向けて、しっかりと、堅持していかなければなりません。そこで、『9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む』という考え方、これは、国民的な議論に値するのだろう、と思います」と述べた。

また、安倍首相は「2020年を、新しい憲法が施行される年にしたい、と強く願っています」とし、2020年に憲法改正を目指す考えを示した。

この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「帝国主義復活だ」「隠していた爪を出してきた」「日本は、そのうちに自主防衛だけじゃなくて、攻撃もできるようになるかも」「日本が戦争のできる国になるということか?」など、憲法改正への多くの不安の声とともに、「安倍が本性を出した」「2020年までに安倍政権が終わっていてほしい」など安倍首相に関連した意見もあった。

また、「何だか、旧大韓帝国(日本統治前の独立主権国家)末期の時代に逆戻りしているようだ」などの声もあった。(翻訳・編集/三田)