川崎、AFCからの処分を受け声明を発表…藁科社長「正しい認識が得られず残念」

写真拡大

 川崎フロンターレは4日、AFCチャンピオンズリーグ2017 グループステージ第5節の水原三星ブルーウィングス戦でサポーターが旭日旗を掲げて処分を受けた件について、公式HP上で声明を発表した。

 川崎には1年の執行猶予付きでAFC主催のホームゲーム1試合を無観客試合、罰金15,000ドル(約167万円)の処分を科されることが、同日に発表された。川崎はHP上で経緯を説明し、藁科義弘代表取締役社長のコメントを掲載している。

■藁科義弘
「今回、私たちとしては、旭日旗に政治的又は差別的なメッセージは一切ないとお伝えしてきただけに、正しい認識が得られず残念です。引き続き理解が得られるよう努力していきたいと思っています。一方で、水原三星との試合において、試合会場で混乱が生じ、サポーターの皆様方の安全が脅かされ、また安心・安全な試合運営に支障を来した事実を重く受け止めています。AFCやJFA、Jリーグとも連携して選手が安全にプレーし、サポーターの皆様方が安心・安全に楽しく観戦できる試合環境を作っていくことは、我々クラブ、JFA、Jリーグの責務であると考えています。今後、今回の試合で生じたような混乱を未然に防ぐため、同様の混乱が予想される可能性のあるバナー類の掲出については自粛をお願いしていく対策をとっていきます」

 なお、ACLグループステージ第6節のイースタンSC戦は予定通り開催される。