南米奥地から戻った中国の女性、ハエ幼虫症に仰天(出典:http://www.dailymail.co.uk 画像を一部加工しています)

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このところ脚に強い痒み、違和感、痛みなどを感じていたという中国・上海のある女性。バックパッカーとして世界を旅する彼女は今年3月、南米に滞在していた。そしてある日、突然の出血とともに彼女の脚の皮膚はついに孔を開ける。そこから出てきたものとは…!?

メディアの取材に「奇妙な生き物がヒトの体から飛び出す、映画『エイリアン』のあのシーンのようだわ」と身震いしながら語ったのは、上海在住の“Gu”さんという28歳の女性(それ以上の情報は明らかにされず)。バックパッカーを自称する彼女は今年3月、友人とともに南米に滞在。右脚に激しい痒みやジリジリと焼けるような違和感を抱きながらもブラジルやボリビアの熱帯雨林に向かい、その後に上海に戻っていた。

そしてこのほど彼女は自分の右脚の新たなる異変に気付いて仰天。小さな孔が開いた皮膚から幼虫が飛び出したというのだ。そこで思い出したのは旅行中にピーナッツ大の虫に噛まれたこと。これはヒツジバエ科の「ヒトヒフバエ(英名:Dermatobia hominis)」とみられ、哺乳類に寄生しては「ハエ幼虫症」を引き起こすそうだ。

自力で皮膚を突き破って出てきた幼虫たち。すぐに病院に向かったが、激しい痒みがあるうちはすべての幼虫が出てきたとは言えないとのこと。2匹を摘出したうえで抗生物質による治療を受け、Guさんはやっと健康な右脚を取り戻したという。ヒトヒフバエの幼虫は、摘出手術を受けなくても6〜8週間で皮膚を破って出てくることが期待されるが、鼻咽頭、眼、耳道、泌尿生殖器、腸管といった場所に棲みついた場合は「ハエ幼虫症」の症状も深刻になるという。

なおスーダン、エチオピア、ガーナ、チャドなどアフリカで警戒されるもののひとつに「メジナ虫=ギニアワーム」がある。オーストラリア在住の男性の場合、この幼虫が彼の体内に少なくとも4年以上潜み、1年ほど足首から下の違和感と腫れに悩んで病院の診察を受け、画像診断によりミミズ様のものが2本発見されて摘出手術を受けていた。ヒトの体から栄養を盗み、筋肉や内臓を傷つけながら移動し、ついに足にたどり着いたと考えられるそうだ。

出典:http://www.dailymail.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)