2日、中国メディアの新華社が日本の駅弁に関する手記を掲載した。写真は駅弁。

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2017年5月2日、中国メディアの新華社が日本の駅弁に関する手記を掲載した。

記事は、日本の駅弁は新鮮な食材を使用し、栄養バランスが考えられており、盛り付けも美しいと称賛。北海道から九州にいたるまで、駅弁は各地の文化や特色を取り入れたもので、独特の風景の一つとなっていると紹介した。

例えば、北海道の海鮮、仙台の牛タン、名古屋コーチン、神戸の和牛など、日本の美食は何でも駅弁の中から見つかると指摘。車窓からの景色を楽しみながらおいしい駅弁を食べることは、日本人にとっても外国人にとっても独特な体験だと伝えた。

記事は、東京駅にある駅弁屋「祭」を紹介。弁当博物館とも言われるこの弁当店では、北海道から南九州まで200種類ほどの弁当を販売しており、それぞれの客の好みに合った弁当を見つけることができて、しかも創意工夫にあふれていると伝えた。

その一例として、群馬県のだるま弁当は器を貯金箱として使用できることや、子ども用の新幹線をかたどった弁当箱はおもちゃにもなると紹介。駅弁は「色、香り、味、器」が調和しており、視覚と味覚を同時に楽しめる宴であると称賛した。そして、食材や調理方法、弁当容器のデザインと材質は土地によって異なっており、駅弁は風土と人情を示しているとした。

最後に記事は、日本の駅弁はただおなかを満たすだけのものではなく、地方文化の窓口、名刺の役割を担っており、旅行客がその町で下車して当地の食文化を体験する理由にもなっていると結んだ。(翻訳・編集/山中)