拳銃を構えるデイモン・スミス被告。ロンドン警視庁提供(2017年5月3日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英ロンドン(London)の中央刑事裁判所(Old Bailey)の陪審は3日、地下鉄に手製の爆弾を仕掛けた罪に問われていた男(20)に対し有罪評決を出した。精神鑑定によると、男には自閉症の一種があり、爆弾を製造したのは「退屈していた」からだという。

 デイモン・スミス(Damon Smith)被告は昨年10月20日、ロンドンの地下鉄に爆弾を仕掛けた。爆発こそしなかったものの、検察は被告の行為は「極めて危険」だとしている。

 スミス被告は国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」が発行した雑誌を読み、母親の家の台所で爆弾を組み立てた。それをリュックサックに入れ、大学へ向かう途中、ジュビリー線(Jubilee Line)のサザーク(Southwark)駅で電車内に放置して立ち去った。

 乗客らが問題のリュックに気付き、運転士に連絡。当初運転士は遺失物と考えたが、複数のワイヤが見つかったため通報した。

 陪審は、スミス被告が人命を脅かす、または重傷を負わせる意図を持って爆発物を所持していたとして、有罪の評決を下した。 

 同被告は10歳から爆弾の製造に興味を持っており、「退屈しのぎ」に行うのが爆弾作りだったという。
【翻訳編集】AFPBB News