本を書く前のイメージがなりたい自分を「引き寄せる」

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初めて本を書く時に決めておくべき2つのイメージがあるそうです。なぜなら、本作りとは、出版によってあなたの夢を現実に変える手段だから。敏腕プロデューサーならではの、深い戦略と効果をのぞいてみましょう。

やってみよう! イメージのビフォアアフター・チェック

私は本を書きたいと思っている方に、最初に2つの質問をします。
1、あなたが書きたい本はどんな本ですか?
2、あなたは本を書いた後、どうなりたいですか?
初めの質問は、「本を書く前のイメージ」を探っていきます。
次の質問は、「本を書いた後のイメージ」を探っていきます。

自慢話を書くのは簡単。でも、ちょっと待って

「本を書く前のイメージ」を聞くのは、その答えを否定するためです。
特に経営者は、自分の自慢話を本にしたいと言います。
本人は「成功した体験を語りたい」というのですが、読者から見たらそれはどう表現しても自慢話なのです。

思考や行動を変える引き寄せの法則

「本を書いた後のイメージ」を聞くのは、「引き寄せの法則」の効果を狙うためです。
私たちの脳は複雑なわりには、意外と単純で、過去と未来の区別もできません。
紙に書いた「なりたいイメージ」が視覚を伝って脳内にインプットされると、その夢に向かって無意識に行動するようになります。
思考や行動や生活習慣がちょっとずつ変わるのです。

長期目線で力を注ぐ大切さ

私が本作りに関わった方は、本が出て2年くらい経って「あなたは本を書いた後、どうなりたいですか?」というメモを再び見てびっくりします。
「全部、現実になっている!」と言うのです。
私は知り合いのビジネス作家が500人ほどいるのですが、だいたい3年後には5割が消え、5年後には7割がもう本を書いていません。
その理由は、やはり間違った本を作っているからです。
「今すぐ書ける本」「今すぐ売れる本」は書いてはいけません。

人生のステージがランクアップする

「本を書いた後のイメージ」は、ボールペンではなく、赤いマジックペンで書くことがコツです。
普段とは違う文字の大きさ、違う色で書くと脳に強くインプットされます。
その夢を実現するために、考え方が変わり、時間の使い方が変わり、つきあう人が変わり、入ってくる情報も変わっていきます。
そして、本を出すことによって、人生のステージがワンランクアップし、いとも簡単に自分の夢をかなえてしまうのです。

【まとめ】

・「どんな本を書きたいか」「本を書いてどうなりたいか」。2つのイメージを探ってみましょう。
・なりたいイメージは、紙に書いて視覚から脳にインプットすると、思考や行動、生活習慣まで変わっていきます。
・目先の楽しみだけではなく、一歩先を見る力が夢を現実へと引き寄せます。さあ、あなたも赤マジックで、なりたい自分の姿を描いてみませんか。

★ 参考図書『本を出したい人の教科書』
著者:吉田浩(よしだ・ひろし)