3日、中国のポータルサイト今日頭条は福沢諭吉の中国に対する評価について紹介した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は福沢諭吉。

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2017年5月3日、中国のポータルサイト今日頭条は福沢諭吉の中国に対する評価について紹介した。

記事は、福沢諭吉が日本では「日本の近代教育の父」、「明治時代の教育の偉大な功労者」として評価されている有名な啓蒙思想家・教育家だと紹介。しかし、福沢諭吉の中国に対する評価は決して高くはなかったと伝えた。

例えば、中国人について福沢諭吉は「中華民族は変革が最も不得手な民族で、数千年の文化を守って変革しないことに強い自尊心を持っている。しかも思い上がってうぬぼれている」と評価していると紹介した。

また、福沢諭吉は孔子の教えに批判的であったため、中国固有の「礼儀の国」というイメージにも福沢諭吉の批判の矛先が向けられたと紹介。福沢諭吉は、「中国は古来より礼儀の国と称し、中国人の誇りであったが、実際にはそうではない」と否定したとし、古代中国は確かに礼儀があり称賛すべきであるものの、近日においてはそのような人物は極めて少ないと主張したという。

さらに福沢諭吉は、中国では殺人や窃盗が多く、刑法は厳格であるにもかかわらず犯罪者は減少しておらず、その人情風俗はいやしくて低劣で真にアジアの原形を暴露したと主張したと紹介。したがって中国は「礼儀の国にあらず、礼儀の人の居住する国というべき」と結論したと伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーからは「言っていることは理にかなっていると思う。中国人は最も世俗的」「福沢諭吉は中国人の最も醜い一面を明らかにしている。これはすごい。他に中国人を暴露したのは魯迅先生くらいだ」など、同意する意見が寄せられた。

また、「礼儀の国は日本だ。中国は礼儀と何の関係もない」「もともと日本だけが礼儀の国というにふさわしい」などのコメントもあった。(翻訳・編集/山中)