昨年1月に引退した元なでしこジャパンGK海堀あゆみ(30)が熊本ルネサンス(九州女子サッカーリーグ1部)に選手兼コーチとして入団、現役復帰することが決まったことを発表した。

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 選手契約はアマチュア契約となり、コーチとしての契約は12月末までとなる。

■INAC時代から熊本と関わりがあった

 加入した経緯として熊本ルネサンスは、「4月9日開催のキリンチャレンジカップ2017の普及イベントに参加した際、熊本ルネサンスFCのことを知っていただいた。その際にINAC神戸レオネッサ時代から熊本と関わりがあったこと、震災後も支援をしたいという思いがあったことを聞いた。私どもも熊本の女子サッカー発展と熊本を元気にしたいという意向を伝えたところ方向性が合致し、入団していただけることになった」と説明した。

●4日に合流、7日に選手登録予定

 海堀は早速4日にチームに合流。7日の九州女子サッカーリーグ第3節から選手登録する予定。トップチームの登録メンバーは、現時点で12名。チーム事情から海堀の登録はGKではなくフィールドプレーヤーとなるものの、コーチとしてはGKを中心に指導する予定。

 現在慶應義塾大学に在学中のため、基本的に週末の練習と試合に参加することになる。熊本滞在中は、熊本県内でサッカー教室などを開催。復興支援活動にも取り組む意向。

■海堀あゆみの略歴

 なでしこリーグでは、高槻とINAC神戸レオネッサでプレー、リーグ戦215試合に出場。

 なでしこジャパンでは国際Aマッチ53試合に出場。五輪は08年北京、12年ロンドンの2大会、W杯は11年ドイツ、15年カナダの2大会に出場した。

 特にドイツ大会では、決勝で相手のPKを2本止める活躍を見せ、日本の初優勝にも貢献。

 16年1月に現役引退。7月に慶應義塾大学総合政策学部のAO入試に合格、9月より同大学の学生として在学している。