南極を訪れた中国人観光客数がこの10年間で40倍に増えている。写真は南極。

写真拡大

2017年5月3日、シンガポール華字紙の聯合早報によると、南極を訪れた中国人観光客数がこの10年間で40倍に増えている。環球時報が伝えた。

国際南極旅行業協会(IAATO)によると、2015〜16年度に世界各地から3万8000人以上が南極観光に訪れた。うち約4100人が中国人で全体の10.6%を占めている。10年前の訪問者はわずか99人だった。今年の訪問者は5000人を突破すると期待されている。

中国の旅行業界は、南極観光が富裕層に限ったものではないと考えている。中国最大手のEC運営企業、アリババグループ(阿里巴巴集団)が運営する旅行専用プラットフォーム「フリギー(飛猪)」はこのほど、南京ツアーのスタンダードな価格帯である7万〜16万元(約113万〜260万円)を大きく下回る5万2999元(約86万円)からという商品の販売を始めた。

北京や上海などの大都市では、市民1人当りの可処分所得が5万元を超えており、南極観光はもはや手の届かないものではなくなっている。(翻訳・編集/柳川)