試飲もできる!(画像はイメージ)

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ビール好きを公言しているけど、実はどうやって作られているのかあまり知らない――。そんな人におすすめしたいのが、製造工程を見て学べる「ビール工場」の見学ツアーです。工場というと、なんとなく地方にあるというイメージが強いかもしれませんが、実は首都圏にもたくさんあります。

今回は無料で見学できるビール工場を紹介します。いつも飲んでいるお酒がどうやって造られているかを知れば、さらに楽しみ方が広がるはずです。

休日予約はお早めに

まず紹介するのは「サントリー<天然水のビール工場>東京・武蔵野ブルワリー」。ここでは、ザ・プレミアム・モルツが作られる過程を学習・見学することができます。

仕込み設備を間近で見たり、実際に使われていたタンクの中を通ったりできるのは、工場見学ならでは。原料についても解説してくれるので「ビールは好きだけど、麦芽、ホップって何...?」という人もビールの基本から学べます。

もちろん最後にはザ・プレミアム・モルツの試飲も待っています。製造の過程を学んで実際に見学してから飲むビールは格別。ここにしかない限定品も販売されているので、買って帰って家でゆっくり飲むというのもアリですね。

見学ツアーに参加するには、電話かWEBで事前予約が必要です。休日の予約はすぐに埋まってしまうので、予約はお早めに。平日は最初のツアーが10時から、最終回が15時15分から。土日祝日は10時・11時・14時・15時からの回があります。

新宿から京王線・JR南武線「分倍河原駅」までいくと、駅から無料シャトルバスが出ているので、都心からも気軽に足を運べます。

キリンもアサヒも見学可 全部回れば違いが分かるかも

見学できるのはサントリーのビール工場だけではありません。キリンやアサヒも工場見学が可能。いくつか見学して、それぞれ試飲すれば違いが説明できる「ビール通」になれるかもしれませんよ。

京浜急行線「生麦駅」から徒歩10分ほどの「キリンビール 横浜工場」では、自分の五感をフル活用しながらビールを学べる「一番搾りうまさの秘密体感ツアー」が人気です。ビールの製造を見学できるほか、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べ、麦芽の試飲、ホップの香りをかぐことができます。

休館日である月曜日と年末年始以外は毎日実施しています。10時から16時まで1時間ごとに1日7回のツアーが開催されています。電話またはインターネットでの事前予約が必要。

「アサヒビール神奈川工場」でも、ビールの製造を見学できます。こちらでは、見学の最後に20分間で3杯のビールを試飲することができます。できたてを飲めるのは工場ならではのお楽しみ。思う存分味わいましょう。小田急線「新松田駅」から路線バスで約20分、タクシーなら約15分でアクセスできます。こちらも電話またはインターネットでの事前予約が必要です。

ビールの原料や製造方法について知識があると、ビールを飲むのがこれまで以上に楽しくなりそう。紹介した工場見学は無料で参加できるので、ビール好きは、ぜひ行ってみて。