陳建仁氏

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(台北 4日 中央社)米科学アカデミーの会員に選ばれた陳建仁副総統と中華民国常駐世界貿易機関(WTO)代表団(政府代表部)の朱敬一常任代表の国籍が「中国台湾」と表記されているのが3日、分かった。総統府によれば、陳副総統は誤表記は受け入れられないと不満を表明しているという。

同アカデミーは現地時間2日夜、新規会員84人と外国人会員21人を発表。中央研究院院士(アカデミー会員)の陳副総統と朱氏は卓越した学術研究による貢献が認められ、外国人会員に選出された。だが同アカデミーが発表した外国人会員リストで、両氏の国籍は「中国台湾」とされた。

総統府の林鶴明報道官によれば、中央研究院が現在、同アカデミーに対し訂正を働き掛けている。

同研究院によると、陳副総統は台湾における分子疫学研究の先駆者。行政院(内閣)衛生署署長在任時には、重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行拡大防止に尽力した。朱氏は経済学の専門家で、家族力動のパネル研究をまとめ、台湾の各種問題を探った。

(呂欣ケイ、陳至中/編集:名切千絵)