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「伝説的な」が似合うリスター・ジャガー・ノブリー

読者の皆さま全員が、「リスター・ジャガー・ノブリー」のことをご存知というわけではないだろう。

オリジナルは1954年から1959年に50台が生産され、スターリング・モスなどがドライブ。戦績を含め「伝説的な」という形容詞がつくことが多い。

ちなみに「ノブリー」は、「こぶ状の」などといった意味。このクルマの、隆起の目立つ、グラマラスなデザインを表している。

リスターが創業して60周年であることを記念して、当時の図面とジグ(工作物を固定するもの)を用いて10台のみ再生産されることが2015年に発表された。

今回はその公道走行バージョンが販売されるという。ファンにはたまらないニュースなのである。

「公道走行可」! 判明している数値は?

10台限定で、あっという間に売り切れてしまった件のモデルと異なるのは、今回のモデルが公道を走ることができるという点。

エンジンは2種類のジャガー製6気筒で、ジャガーXK120のDNAを受け継ぐ4.2ℓと、ジャガーD-タイプが載せるレース仕様の3.8ℓだ。

すでにわかっている事実は以下のとおり。

4.2ℓ6気筒
・0-97km/h=4.7秒
・最高速度257km/h
・扱いやすく公道走行に向く

3.8ℓ6気筒
・0-97km/h=4.3秒
・最高速度=291km/h
・最高出力=335ps
・車体合計で787kg
・出力重量比=425ps/トン(マクラーレン540より6ps/トン勝る)

ボディは500時間かけて手作り 安全装備も

シャシーはかつてのジグを使い、チューブラー・シャシーを組みあわせて製造される。アルミ製のボディ・パネルも手作業で、ひとつ完成するまでに500時間かかるという。

これまでのサーキット専用車と異なり、ステアリングを前後に調整できるほか
・ロールオーバー・プロテクション
・ライト
・ドア・ミラー
・レザー巻きのダッシュボード
・サイドブレーキ(ラチェット機構)
などを備える。

製作に長い時間を費やすため、やはりこちらも生産台数は10台。オーダーからは納車までおよそ2年。価格は£225,000(3,267万円)〜。

最後に動画でおさらいしよう。