THAAD(高高度防衛ミサイル)の配備で中国の逆鱗に触れ、中国人観光客が激減した韓国。なかでも若い中国人観光客から人気を集めていたソウル屈指のお洒落エリア・梨花女子大学周辺は惨憺たる状況になっているという。中国メディア・今日頭条が4月29日報じた。(イメージ写真提供:(C)im_kenneth/123RF)

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 THAAD(高高度防衛ミサイル)の配備で中国の逆鱗に触れ、中国人観光客が激減した韓国。なかでも若い中国人観光客から人気を集めていたソウル屈指のお洒落エリア・梨花女子大学周辺は惨憺たる状況になっているという。中国メディア・今日頭条が4月29日報じた。

 記事によれば、梨花女子大学はその独特な建築の風格や学校周辺に並ぶお洒落なショップによって、これまで中国の若い観光客が最も好きな韓国の観光スポットであり続けてきたという。ソウルで最も有名な商業エリアとして、かつては人であふれかえり、観光客どうしが足や肩をぶつけるほどだったが、近ごろでは異常なまでに静まり返っているとのことだ。

 同大学付近で雑貨店を10年営んでいるという店主は「3月から商売がひどい状態になり、売り上げはかつての半分という状態。今週はもっとひどい。韓国のゴールデンウイークでいくらか挽回すると思ったのだが、そもそも韓国人がやって来ない。もう家賃が払えなくなりそうだ」と語ったという。韓国では4月29日から大統領選挙投票日で公休日となる5月9日まで断続的に休日、祝日が続くゴールデンウイークとなっているが、その特需は期待できないようだ。

 記事はまた、同大学から近い地下鉄新村駅付近の大型観光バス駐車場の職員が「以前は毎日60台止まっていたが、今は20台に満たない。前はバス専用駐車場だったが、自家用車も止められるようになった」と語ったことを伝えている。

 この状況に対する中国ネットユーザーの反応は、もはや詳しく説明するまでもなく反韓一色。「それでもまだ韓国に行く人の気が知れない」、「韓国行きのビザを取る人には国家反逆罪を」などといった過激な感想も見られた。

 数年前から「韓国旅行で必ず行くべき場所」として中国国内で紹介され、年々中国人客が増えていた同大学周辺地域。過去のニュースを見ると、いかに中国人客で賑わっていたかが分かる。女子大生の無断撮影などのトラブルも起きていたが、そんな騒ぎさえも今は恋しいと感じるのが現在の状況だろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)im_kenneth/123RF)