エジプト南部ルクソール近郊のドゥラ・アブル・ナガ墓群で発掘された約4000年前の庭園模型(2017年5月3日エジプト考古省提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】かつて古代エジプト王朝の都として栄えたテーベ(Thebes)にある墓の付近から、4000年近く前の庭園模型が発見された。同国考古省が3日、発表した。

 同省によると、庭園模型は、現在のルクソール(Luxor)からナイル(Nile)川を挟んだドゥラ・アブル・ナガ(Draa Abul Nagaa)墓群にある中期王朝(紀元前2050〜1800年)の墓前の中庭で、スペインの考古学チームにより発見された。大きさは3メートル×2メートルで、約30センチ四方の正方形の小区画に分割されている。

 考古省は、発掘チームを率いるホセ・ハラン(Jose Galan)氏の話として、庭園模型は「おそらく象徴的な意味を持ち、葬儀で何らかの役割を果たしていたに違いない」と説明。「この種のものは、古代テーベでこれまで見つかったことがない」と述べている。

 正方形の小区画にはそれぞれ異なる植物や花が植えられていたとみられ、中央には小さな木または低木を植えるための隆起した場所が2か所あるという。
【翻訳編集】AFPBB News