中国に根強い反日感情が存在するのは周知のとおりだが、中国メディアの今日頭条はこのほど、日本人は「尊敬に値する」と伝え、中国人にとっては学ぶに値する隣人であると主張し、日本人を憎む中国人をたしなめる記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)af8images/123RF.COM)

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 中国に根強い反日感情が存在するのは周知のとおりだが、中国メディアの今日頭条はこのほど、日本人は「尊敬に値する」と伝え、中国人にとっては学ぶに値する隣人であると主張し、日本人を憎む中国人をたしなめる記事を掲載した。

 最初に記事は、日本と中国には不幸な歴史があり、近代においては日本が中国を虐げる期間が長かったと指摘。一方で、日本は第2次世界大戦で敗戦しても、速やかに経済を回復させ、高度経済成長を実現し、現在は目を見張るような経済成長は見られないものの、今なお高いレベルを維持していると説明した。

 また日本はノーベル賞受賞者を多数輩出しているだけでなく、もう一歩のところで受賞を逃した人も数多く存在していると指摘。これは日本の科学技術力の基礎の強固さを示しているとしたほか、日本にはソニーやカシオ、京セラ、キヤノン、トヨタなど世界的に有名な企業が数多く存在し、これらの企業は中国人なら誰でも知っている存在だと論じた。

 さらに記事は、名探偵コナンやデスノート、ワンピースなど日本のアニメや漫画は中国で一世を風靡したとし、「これがすなわち日本人の恐ろしいところである」と説明。つまり経済力や科学技術力で世界トップレベルの国であるだけではなく、文化面においても中国に大きな影響を与えることのできる国であるという見方を示した。

 日本の文化が、中国で愛されるというのはとても素晴らしいことだ。記事は日本のアニメや漫画が中国人に愛されていると指摘したが、中国ではスタジオジブリの作品などについても、「童心に帰ることができる」と高く評価する人も少なくない。日本と中国には歴史問題や領土をめぐる対立が存在するが、漫画やアニメ、ファッションなど日本のソフトパワーは日中間に存在する諸問題を乗り越えて相互理解を促進する力を持っている。(編集担当:村山健二)
(イメージ写真提供:(C)af8images/123RF.COM)