FW久保建英(左)とMF東慶悟

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[5.3 ルヴァン杯GL第4節 FC東京1-0札幌 味スタ]

 後半39分、ドリブルを仕掛けたFW久保建英がPA外で相手のファウルを誘ってFC東京はFKを獲得する。ボールの前に立ったのはFKを獲得した久保自身とMF東慶悟だった。

 ここで、東は思った。「絶対に建英が蹴った方がいいな」と。それは、なぜか。「こんなにサポーターも来ているし、建英コールだったような気がする。僕が蹴るのは空気が読めないかなと」と苦笑。そして、この日がトップチームデビューとなった15歳にFKを譲ることになった。

 もちろん、キッカーを任せたのも「ユースで決めているのを見ているし、すごく良い選手だと知っている」と久保の能力の高さを十分に理解していることが前提にあり、「彼が自分でファウルをもらって、ボールをセットして蹴る気満々だった」と久保自身の“欲”も感じたからだ。

 久保が蹴り出したFKはゴールマウスを捉え切れなかったが、東は「入るか入らないかはそのとき次第の部分もある」と話すと、「決めてくれたら最高なので、しっかり練習してほしいし、また一緒に戦いたい」とさらなる成長に期待を寄せた。

(取材・文 折戸岳彦)
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