1日、メーデーの祝日を迎えた韓国で多くの小学校が運動会を予定していた中、週末から悪化した大気汚染の影響で、日程を中止したりプログラムを変更したりする学校が続出した。写真は5月1日のソウル。

写真拡大

2017年5月1日、メーデーの祝日を迎えた韓国で多くの小学校が運動会を予定していた中、週末から悪化した大気汚染の影響で、日程を中止したりプログラムを変更したりする学校が続出した。韓国・SBSなどが伝えた。

ソウル近郊の京畿道(キョンギド)では、同日午前9時の時点で微小粒子状物質PM2.5の濃度が1立方メートル当たり59〜90マイクログラムと高水準に達し、道内にある複数の小学校がグラウンドで予定していた運動会を屋内活動に変更するなどの措置を取ったという。

一方で、予定通りに強行開催して保護者からの反発を買った学校もあった。中部に位置する忠清北道(チュンチョンブクド)清州(チョンジュ)のある小学校では、PM2.5の濃度が高水準であったのにもかかわらず、マスク着用で運動会を強行したとのこと。記事は、児童がそろいの運動着とマスクでグランドに整列し、それをやはりマスク着用の教師や保護者が見守る姿を写真で報じている。

この報道に韓国のネットユーザーからは、学校の措置に対して「生徒に罪はない」「PM2.5の濃度が高かったら、運動会を中止して別のものに変更すべき」「別の日に延期してもいいのに、日程が決まってるから駄目だとでも言うの?この国にしてこの学校ありか…」など非難の声が相次いでいる。

その他、「PM2.5の分布地図を見てくれ。韓国と中国だけが真っ赤。中国の責任を問うべき」「高高度防衛ミサイル(THAAD)への報復よりも汚いPM2.5。お隣さんには困ったもんだ」と中国の責任を追及するコメントや、韓国の現状を「残念な国」「韓国最大の問題は、北朝鮮の核よりも(国政介入事件の)崔順実(チェ・スンシル)よりも、このPM2.5。対処を間違えば、将来住めない土地になる可能性だってある」と嘆く声が寄せられ、運動会会場からは「今、うちの子の運動会中(泣)。砂ぼこりの中、大声で応援してるよ」との実況中継するユーザーもいた。(翻訳・編集/松村)