トップチームデビューを果たしたFW久保建英

写真拡大

[5.3 ルヴァン杯GL第4節 FC東京1-0札幌 味スタ]

 ルヴァン杯は3日、グループリーグ第4節を行い、味の素スタジアムでは、A組のFC東京と北海道コンサドーレ札幌が対戦。前半31分にFW永井謙佑の得点で先制したFC東京が、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利を収め、敗れた札幌は初黒星を喫した。

 ホームのFC東京は4月30日のJ1第9節広島戦から先発7人を入れ替え、FWピーター・ウタカ、MF中島翔哉、MF阿部拓馬、永井、MF田邉草民、DF小川諒也、DF室屋成を先発起用。注目の15歳MF久保建英はベンチスタートとなった。一方のアウェー札幌は第9節磐田戦からMF菅大輝を除く先発10人を入れ替えてこの一戦に臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤から積極的にフィニッシュまで持ち込んだのがホームのFC東京だった。まずは前半2分、ウタカのスルーパスから右サイドを駆け上がった永井が狙うも、シュートはGK金山隼樹にセーブされてしまう。同5分には中島の浮き球のパスをPA内の永井がワンタッチで落とし、反応したウタカが右足シュート、さらに同15分には右サイドから切れ込んだ阿部のパスに走り込んだ田邉がミドルレンジから狙うが、ともに枠を捉え切れなかった。

 その後もFC東京がボールを保持する時間帯が続くが、札幌が体を張った守備でしのいで簡単には決定機を作らせず。しかし前半31分、左サイドをえぐった中島の折り返しを受けた永井が左足シュートでネットを揺らし、FC東京が先制に成功。この得点は今季名古屋から加入した永井にとって、移籍後初ゴールとなった。

 1-0とFC東京がリードしたまま後半に入ると、後半11分にはDF丸山祐市のパスから抜け出した阿部が決定機を迎えるが、右足から放ったシュートは金山に当たるとクロスバーに弾かれて追加点とはならず。さらに同15分には田邉が打ち込んだ縦パスからウタカ、阿部とつないで、最後は中島がシュートを放つも金山に防がれてしまう。後半に入ってもなかなか攻撃の形を創出できない札幌は同16分、DF福森晃斗とMFキム・ミンテを同時投入して状況を打開しようと試みる。

 すると後半20分にはFC東京ベンチが動き、永井に代わってトップチームデビューとなるMF久保建英がピッチへと送り込まれた。同39分にはドリブル突破した久保がPA外で相手ファウルを誘ってFKを獲得すると、久保自らがキッカーを務めて直接狙うもボールはゴールマウスを捉え切れず。その後、FC東京に追加点こそ生まれなかったものの、札幌の反撃を許さずに1-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
●ルヴァン杯2017特設ページ

●[ルヴァン杯]GL第4節 スコア速報