15歳でのトップチームデビューを果たした久保。投入直後にいきなりゴールを狙った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 JリーグのYBCルヴァンカップは5月3日、グループステージ4節の6試合を開催。味の素スタジアムではAグループのFC東京対北海道コンサドーレ札幌の一戦が行なわれ、1-0でFC東京が勝利した。

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 FC東京は、U-20ワールドカップメンバーに選ばれた15歳の久保建英が初のトップチーム公式戦でのベンチ入り。一方の札幌は、前節の大宮戦でファインゴールを決めた小野伸二がルヴァンカップ3試合連続のスタメン出場となった。

 試合は序盤のつばぜり合いを凌いだFC東京が徐々に主導権を手繰り寄せる。中島翔哉、ピーター・ウタカのキープ力と永井謙佑の突破力を軸に、札幌を自陣に押し込んでいく。

 そして36分には、中島からのパスを受けた永井が左足のシュートを突き刺す。FC東京が先制に成功する。前半はFC東京の1点リードで終了した。

 後半もFC東京がチャンスを量産。53分にP・ウタカからの折り返しを永井が押し込むも、これはオフサイドの判定。さらに55分には阿部拓馬がドリブルで抜け出し、決定的なシュートを放ったが、クロスバーに嫌われた。FC東京は一方的に攻め立てるものの、決め手を欠き、追加点を奪えない。

 そしてスタンドが大いに湧いたのは65分。久保が永井に代わってピッチに投入される。ついに将来を嘱望される15歳がトップデビューを果たした。

 トップ下に入った久保は、投入直後いきなりシュートを放つが、これは相手のブロックに阻まれる。守備では、相手ボールに対して前線からの果敢なプレッシングを見せる。

 見せ場が訪れたのは85分だ。ドリブル突破からシュートを狙った久保に対して、札幌の前が後ろからチャージ。これでFKを獲得すると、キッカーは久保。ゴールまで約20メートルの位置から左足を振り抜く。しかし、シュートは惜しくも枠を外れた。

 久保は、その後も落ち着いたプレーで巧みなパスさばきを見せる。パス回しのなかでは、味方からのやや強いパスにもしっかり反応し、足もとに落とす正確なトラップも。

 結局、試合は1-0のままで終了。久保建英トップデビューで湧いたFC東京が札幌を下す結果となった。