5月3日の札幌戦でトップチームにデビューした久保。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[ルヴァンカップ4節]FC東京 1-0 札幌/5月3日/味スタ

 16年11月5日のJ3・長野戦でJリーグ最年少出場記録を更新(15歳と5か月1日)。さらに17年4月15日のJ3・C大阪戦でJ最年少ゴールを叩き込んだ久保建英が、U-20ワールドカップのメンバー入りした翌日、味の素スタジアムでのルヴァンカップ・札幌戦でトップチームデビューを果たした。

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 FC東京の1点リードで迎えた66分、ファン・サポーターの大きな拍手に包まれるなか永井に代わってピッチに入った久保はいきなりFKのチャンスから左足でシュートを放つ。これは相手にブロックされたが、2トップの一角に入った15歳の俊英は前線からのプレスなどでチームに貢献した。

 味方との連係不足に加え、体格の差もあり、攻撃面で消えている時間帯はあった。それでも前線からのチェイシングを怠らず、70分過ぎにはボールを奪い返しそうなシーンもあった。

 最大の見せ場は84分。ゴール正面よりやや左、エリア手前でFKを得ると、キッカーに志願してゴールを狙った場面だ。利き足の左足で巻いたボールは惜しくも枠外に飛んでいったが、他の選手にキッカーを譲らないその強気なスタンスはポジティブに映った。

 トータル的に見れば光ったのは戦術的インテリジェンス。守備の局面でのポジショニングや追い込みだった。攻撃面ばかりが注目されるが、久保の最大の武器は「サッカーIQ」なのかもしれない。