[5.3 J2第11節 山形0-0水戸 NDスタ]

 NDソフトスタジアム山形で行われた14位モンテディオ山形と13位水戸ホーリーホックの一戦は、スコアレスドローに終わった。古巣凱旋となったFW林陵平の連続ゴールは3試合でストップ。水戸は今季初の連勝とはならなかった。

 2連敗中の山形は前節から先発1人を変更。MF中村駿に代わってMF汰木康也が2試合ぶりにスタメン起用され、3-4-2-1の2シャドーの一角を担った。

 対する水戸の先発変更は2人。DF浜崎拓磨、MF内田航平に代わり、DF田向泰輝が2試合ぶり、MF今瀬淳也が7試合ぶりにスターティングメンバーに名を連ねた。昨季まで4シーズン半にわたって山形でプレーした林は、3試合連続ゴール中で今季6得点と絶好調で迎えた古巣対戦。俊足のFW前田大然とともに4-4-2の2トップに入り、4戦連発を目指した。

 開幕から4戦無敗(2勝2分)のホームに戻り、2連敗からの立て直しを図った山形。序盤から攻撃への高い意識を見せると、前半11分に左サイドのMF瀬川和樹からのスローインをPA内左のFW阪野豊史が相手DFを背負いながら落とす。受けた汰木が中央に持ち出して右足を振り抜くが、シュートはGK笠原昂史に止められた。

 ここ3試合負けなし(2勝1分)の水戸も直後の前半12分に決定機を迎える。PA内左のMF佐藤祥が縦への鋭い突破から左足で折り返し、ニアに飛び込んだFW前田大然のシュートはGK児玉剛がビッグセーブ。そのこぼれ球にPA内中央でフリーのFW林陵平が反応するも、歩幅が合わず、利き足と逆の右足で放ったシュートはクロスバーを直撃した。

 さらに前半26分、林の浮き球のスルーパスを受けた前田が右足で狙うが、DF茂木力也に当たって威力が弱まり、GK児玉にセーブされる。山形もその数秒後に応戦し、前線の阪野がつぶれて残したボールを汰木が拾ってドリブル突破。PA内左へ運んだところで左足を強く振るが、体重を乗せたシュートはGK笠原の正面を突いてしまった。

 前半31分には水戸のカウンターが炸裂。茂木のトラップミスを見逃さなかったMF湯澤洋介がボールをかっさらい、自陣から長い距離をドリブルで運ぶ。PA手前から右の前田につなぐも、パスがずれてしまい、PA内右で前田が体勢を崩しながら右足で打ったシュートはGK児玉にストップされた。

 水戸は前半の終盤からボールを持てるようになり、スコアレスで迎えた後半も主導権を握ってゲームを進める。それでも相手のディフェンスを崩し切るまでには至らず、後半18分にMF橋本晃司とMF佐藤和弘、湯澤とMF外山凌を交代する2枚替えを敢行。それぞれ同ポジションに入り、佐藤和はボランチ、外山は左サイドハーフを務めた。

 すると、後半20分に交代直後の外山がさっそく好機を演出する。左サイドで強引に縦へ突破した外山は、左足で速いクロスを供給。ファーの林がマークを外して飛び込むが、左足にうまく当てられず、ボールは大きく枠をそれた。

 リズムをつかめない山形は、直後の後半20分に瀬川を下げてFW永藤歩を投入。第2節の千葉戦(1-1)以来9試合ぶりの出場となった永藤はシャドーに入り、シャドーだった瀬沼が右ウイングバック、同ポジションだったMF山田拓巳が左へそれぞれスライドした。

 しかし、流れは依然として水戸。後半26分には右サイドのDF田向泰輝がマイナスにパスを出し、PA手前右で受けた佐藤和が右足でシュートを打つ。しかし、ゴール左へ外してしまった。

 後半30分にMF今瀬淳也とDFパウロンを交代した水戸に対し、山形は同31分に同ポジションの山田とDF荒堀謙次を交代。同35分にはMF本田拓也を下げてボランチを1枚削り、FW中山仁斗を最前線に送り出して3-3-2-2に変更した。

 終盤は両チームとも体力的に厳しい展開となる中、最後までゴールを目指したが、スコアレスのまま終了のホイッスル。勝ち点1を分け合い、山形は3試合未勝利(1分2敗)、水戸は4試合負けなし(2勝2分)となった。


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