【ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族の高齢化が進み、北朝鮮にいる肉親との再会を申請した韓国側離散家族が急減したことが3日、分かった。

 韓国統一部の離散家族情報統合システムによると、3月末現在、離散家族再会申請者の数は6万1322人で、前月に比べ315人減少した。1カ月間に321人が死亡し、6人が新たに肉親との再会を申し込んだ。
 韓国政府は、再会申請者を基準に離散家族の規模を集計する。現実的に、この方法以外に集計が可能な手段がないためだ。
 政府が現在の方法で集計を始めた1988年から今年3月までの再会申請者は13万1172人。このうち死亡者は6万9850人で半数を超える。昨年は3378人が死亡した。
 生存者6万1322人を年代別にみると、90歳以上が19.4%(1万1863人)、80〜89歳が43.0%(2万6366人)、70〜79歳が22.7%(1万3944人)、60〜69歳が8.3%(5079人)、59歳以下が6.6%(4070人)で、80歳以上が62.4%を占める。
 統一部関係者は59歳以下の申請者について「朝鮮戦争後に韓国で生まれた離散家族の子どもや孫が、顔を知らない北側の肉親と会いたいと申請したケースが多い」と説明した。
 離散家族再会行事は2015年10月、北朝鮮の金剛山で開催されたのを最後に開かれていない。北朝鮮の核実験などにより南北関係が悪化し、再会行事も中断されたままだ。
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