2日、韓国メディアによると、韓国のサムスン電子が半導体市場の伝統的な強者であるインテルを押さえ、今年第2四半期(4〜6月)に初めて売上高、占有率で1位を記録するとの予想が発表され、注目を集めている。資料写真。

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2017年5月2日、韓国・YTNによると、韓国のサムスン電子が半導体市場の伝統的な強者であるインテルを押さえ、今年第2四半期(4〜6月)に初めて売上高、占有率で1位を記録するとの予想が発表され、注目を集めている。

市場調査機関のICインサイツは「今年第2四半期のサムスン電子の半導体部門の売り上げは第1四半期(1〜3月)より7.5%増加した149億4000万ドル(約1兆6700億円)に達するとみられる」と明らかにした。これはインテルの予想売り上げ144億ドルより高い金額である。

第1四半期はインテルが142億2000万ドルで1位、サムスン電子が135億8000万ドルで2位を記録していた。サムスン電子の躍進はメモリー半導体の価格の高騰によるものとみられている。

インテルは1993年以降、世界の半導体企業1位の座を守り続けてきた。24年の間に日本のNECや東芝などいくつかの企業がインテルとの格差を縮めたことはあったものの、インテルを追い抜いたことはなかった。サムスン電子が半導体の王座に就くことについて、業界は「半導体の歴史を塗り替える記念碑的なできごと」と評価している。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「サムスンが誇らしい」「称賛に値する」「サムスンに不可能はない」「韓国人のプライドを守ってくれてありがとう」「李在鎔(サムスン電子副会長、贈賄罪などで2月に起訴)がいないからサムスンは絶好調。李在鎔が逮捕されたら経営の空白によりサムスンが危機に陥ると言っていた人たちはどこへ?」など、サムスンに対する称賛の声が寄せられている。

また、1日にサムスン重工業の造船所でタワークレーンが倒れ、多くの死傷者が発生する事故が発生し、犠牲者の多くが協力会社の社員で、工期に間に合わせるためメーデーに休日出勤していたことを受けてか、「売り上げ1位の裏にはストレスや疲労で倒れた労働者たちがいる」「労働者を酷使して1位か…。オーナーと経営陣だけが満足していることに気付いて」「メーデーに多くの労働者を死なせてまで1位をとりたいの?」などと批判する声や、「大企業だけが成果を出しても意味ない。国民はヘル朝鮮(地獄の韓国)に住んでいるのに」と嘆く声もみられた。(翻訳・編集/堂本)