フランス・パリ北郊のビルパントで演説する、極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン候補(2017年5月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)フランス大統領選挙の決選投票に進んでいる極右候補、マリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)氏は2日、メディアの注目を集めるため、フランソワ・フィヨン(Francois Fillon)元候補による過去の演説内容を自身の演説で意図的に盗用したことを明らかにした。

 ルペン氏はメーデー(May Day)の1日に行った演説で、大統領選第1回投票で敗れた保守派候補のフィヨン氏が2週間前に行った演説の一部を盗用していた。

 フィヨン氏は先月15日の演説で、フランス語を称賛するとともに、21世紀における「フランスの第三の道」に言及。ルペン氏はこうした言葉をほぼ変えることなく繰り返した。

 ソーシャルメディア上では両者の演説を比較する投稿が相次いだほか、ルペン氏がなぜこれほど深刻な間違いを犯したのかと疑問視する声も上がった。

 2日夜に仏テレビ局TF1のインタビューに応じたルペン氏は、演説が「話題」を呼んだことを認めた上で、自身とフィヨン氏との共通点に注目を集めることで、同氏の支持者層を取り込むことが狙いだったことを明らかにした。
【翻訳編集】AFPBB News