女子テニスの伊達公子が1日、テレビ朝日系「報道ステーション」にVTRで出演し、1年半ぶりとなる公式戦復帰に向けた決意を披露した。番組は元テニスプレーヤーのスポーツキャスター松岡修造のインタビュー形式で行われた。松岡は「大丈夫?もうやり切ったよ、もう散るべき」などと引退を促していたものの、伊達は「まだ散りたくない」と一歩も引かなかった。屋外の桜の花が舞う頃のテニスコートの和やかな雰囲気の中、46歳の伊達の並々ならぬ決意が伝わるものとなった。

 伊達は1996年に現役を引退、それから11年半もの時を経た2006年に突如として現役に復帰した。しかし2016年1月に左ひざ半月板断裂と診断され2度に渡る手術と長いリハビリを続けていた。この時の松葉づえや車いすを使いながらの懸命なリハビリの様子も番組では放送された。そして4月12日には愛媛でのエキシビションマッチに出場できたが、思うように足が動かず0-2で完敗していた。

 伊達は、2日に開幕したカンガルーカップ国際女子オープン(岐阜)の1回戦で、世界ランク136位で第3シードの朱琳(中国)と3日に対戦する。元世界ランク4位の伊達も既に世界ランクは消滅しており、今大会の出場は主催者推薦となる。