インドネシア・カリマンタン島のカプアスフル県で捕らえられ、その後保護された、極めて珍しいアルビノのオランウータン。ボルネオ・オランウータン・サバイバル・ファンデーション提供(2017年4月30日撮影、5月2日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドネシア・カリマンタン島(Kalimantan Island、別名:ボルネオ島、Borneo Island)で、アルビノ(先天性色素欠乏症)とみられる極めて珍しいオランウータンが保護された。動物保護団体が2日、明らかにした。

 カプアスフル(Kapuas Hulu)県の辺境地帯にある村で発見されたオランウータンは推定5歳の雌で、島内の村人らにより、おりに入れられていたところを当局が保護した。

 村人らによると、このオランウータンは当局が保護する2日前の先月27日に捕らえられた。その後、さらなる調査のため、約500頭のオランウータンを収容する動物保護団体「ボルネオ・オランウータン・サバイバル・ファンデーション(BOSF)」のリハビリセンターへと移された。

 写真では、オランウータンの鼻の周りに血痕が付いているが、同団体は村人らが捕まえようとした際に傷を負ったのだろうと説明している。

 現在このオランウータンの世話に当たっているBOSFによれば、同団体が「設立されて以降の25年間で、アルビノのオランウータンを受け入れたという事例はない」という。

 BOSFの広報担当者はAFPの取材に対し、「オランウータンは希少な動物だが、アルビノとなるとさらに珍しい」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News