猫背をほっとかない!椅子に座ってできる「姿勢矯正ストレッチ」

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猫背の人は自分でも分かっていて気にしていても、何をしたらいいか分からない……という方が多いように感じます。猫背状態のまま放っていると、背中がだんだんと丸くなり、どんどん姿勢が悪くなります。猫背は見た目だけでなく、体の健康にも影響します。

そこで今回は健康づくり指導者である筆者が、猫背の人がまずやるべき姿勢矯正ストレッチをご紹介します。

現代人のライフスタイルと猫背

近年、若年層に猫背の方が目立つようになりました。背景には、現代人の生活様式が影響しています。スマホ、パソコン作業、デスクワーク、高いヒール、洋式テーブルでの食事、ほとんどが前傾姿勢です。つまり、自然と猫背を引き起こす生活環境なのです。

他えばパソコン作業では、腕を体の前に置きます。すると胸筋が縮み、肩も内巻きになり、肩甲骨も外側へ開きます。肩周囲の筋肉・関節がその位置でロックされると、血行不良を起こして冷えを招き、周囲筋がこわばり、固くなって動かなくなります。そこから不良姿勢につながると、見た目だけでなく、肩こりや腰痛、頭痛、内臓の働きにまで影響します。

猫背ぐせが引き起こすこの悪循環をストップさせるためにも、まず猫背状態が定番化しないようにこまめにストレッチでリセットしましょう。

ストレッチ1:肘を曲げて肩甲骨を寄せる

画像:小川りょう

内巻き肩を背中側に広げ、肘から肩甲骨を寄せるストレッチです。

まず軽く肘を曲げ、息を吸いながら両肘を背中側に寄せましょう。そのまま自然呼吸で20〜30秒キープしましょう。

ストレッチ2:胸筋を広げて肩甲骨を寄せる

画像:小川りょう

胸を張り、内巻き肩を背中側に広げて肩甲骨を寄せます。

息を吸いながら椅子をつかみましょう。次に息を吐きながら両肘を伸ばし、上体を前に倒していき、自然呼吸で20〜30秒キープしましょう。

いかがでしたか? 今回は猫背の人がまずやるべき姿勢矯正ストレッチをご紹介しました。普段から猫背による不良姿勢に気をつけることとあわせて、家事や仕事の合間のストレッチで猫背の予防・改善をしていきましょう。

【画像】

※ Farknot Architect / Shutterstock

【筆者略歴】

小川りょう

25年のキャリアを持つ健康づくり指導者。外資系ホテルトレーナーを経て独立。エビデンスに基づく情報提供と、現場経験で培った指導スキルで、成人〜後期高齢者に至るまで対応、幅広い世代の顧客を持つ。気取らない人柄と自然体の指導が特徴。コンセプトは健康寿命の延伸であり、足腰運動スクワットの専門家。早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士号。著書に「ココロ・カラダ塾」(幻冬舎ルネッサンス)。