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GoProのドローン『Karma』が5月7日に発売。一足先に飛ばしてきました





▲『Karma』離陸時の様子。ワンボタンで離陸できるので誰でも簡単に飛ばせるはず!

昨年発表され、米国では発売が開始されているGoProのドローン『Karma』(※一部の機体で飛行中に電力が喪失される現象が確認されたため11月に自主リコールを発表しましたが、現在では問題が解決され、販売を再開しています)。発表直後に少しだけ体験した際、かなりの好印象だった『Karma』がようやく日本でも販売されるそうです。GoPro.comでは5月7日より発売開始、量販店などでは6月発売予定とのこと。価格は『GoPro HERO5 Black』が付属したフルセットで15万8000円となっています。



そんな『Karma』の発売に先駆け、長野県白馬村で「GoPro トレーニングセッション in 白馬」と銘打たれたプレス向けイベントが開催されました。これは『Karma』を使って、ドローンの飛ばし方を学びましょうというもので、“ドローン、ドローンって言われても飛ばしてみないとわかんないでしょ”ってことです。はい、ごもっとも。というわけで、今回はこのイベントの模様をお届けしますよ。



▲長野県白馬村の様子。山の上のほうは雪が残っていて、まだスキーができるんですって(4月末時点)。

まずはおさらい。『Karma』ってどんなのだっけ?



さて今回の主役、GoProから満を持して登場した『Karma』には、『GoPro HERO5 Black』(オプションのハーネスを利用することで『GoPro HERO4 Black』『GoPro HERO4 Silver』にも対応)が取り付けられます。ドローンではありますが、GoPro的にはカメラ用マウントの1つという位置付け。あくまでカメラの『GoPro』ありきで、『Karma』は“空飛ぶマウント”てなわけですな。





▲カメラを装着部には、空撮時の振動を緩和するべく3軸式のスタビライザー(ジンバル)を搭載。この部分は取り外し可能となっていて、同梱される『Karma Grip』に取り付ければ、手持ちのスタビライザーに早変わりしちゃいます。

そんな思想があってか、『Karma』は4基のプロペラが備わっているアーム部分を折りたたむとW224.3×H89.9×D365.2mm(飛行時のサイズはW411×H117×D303mm)とコンパクト。小さな専用バックパックにドローン本体、コントローラー、バッテリー、充電器、プロペラなど機材の全てが収まるコンパクトさが『Karma』の魅力の1つでしょう。



▲空撮で必要となる機材に加え、『Karma Grip』までも専用バックパックへ収納できるので、持ち運びが簡単なのです。

ドローンとしてのスペックは、最高速度が15m/s、最大飛行高度が3200m、最大距離が3000m、バッテリ1本で最大約20分の飛行が可能となっています。ドローンの性能についてあまり明るくないのですが、3kmも離れたところまで飛ばせるのならば十分実用的なのではないでしょうか。



▲バッテリーは重量545gで容量5100mAh。そこそこ大きめのサイズ感ですが、1本で最大20分の飛行時間となるため、ガッツリ飛ばすなら複数用意するのが良さそうですね。

そんなわけで『Karma』を飛ばしてみた! 簡単すぎて誰にでも飛ばせそうな予感





さあさあ実際に飛ばしてみましょう! と意気込んではみたものの、『Karma』の操縦はすこぶる簡単でした。ひとまず動画をご覧ください。(※飛行中の動画に音声はありません)



専用コントローラーは携帯ゲーム機風の折りたたみ式で、上半分にタッチ対応の液晶、下半分に操作系を装備。左スティックで機体の上昇/下降・右旋回/左旋回、右スティックで前後左右の水平移動が行える仕組みとなっています。



▲専用コントローラーでは、ドローンの操作だけでなくカメラの操作も可能。ゲーム機でいうところの「Rボタン」がある位置のボタンで撮影スタート/ストップ、「Lボタン」がある位置のダイヤルでカメラのみをチルトさせることができます。ちなみにドローンと専用コントローラーとは2.4GHz帯の無線で接続される仕組み。

離着陸が初心者に優しく、基本的にはワンボタンで可能。離陸時は「start/stopボタン」を長押し、画面をワンタップするだけ、着陸時も着陸ボタンで離陸した場所へ自動帰還(もちろん手動着陸も)できちゃいます。カメラを下に向けての着陸シーンもどうぞ。手動で着陸を試みてみました。前述の通り、コントローラーのスティックから指を離せば空中で止まってくれるので、微調整も余裕です。



液晶には『GoPro HERO5』の映像がリアルタイムで表示されるので、画面と実際の機体を交互に見ながら操作することになりますが、『Karma』には撮影に集中できる工夫が盛り込まれているんです。例えば、GPSが内蔵されているため、コントローラーのスティックから指を離せば空中で静止してくれる点がそう。さらに、任意の2地点を自動で往復してくれる「ケーブルカメラ」、コントローラーの方向を向いたまま自動で上空に飛び去っていってくれる「ドロニー」、中心点と半径を設定すると自動で円を描きながら中心にカメラを向けて旋回してくれる「オービット」など、手動では難しい動作を自動で行ってくれる「オートショットパス」と呼ばれる機能も備えているんです。「ケーブルカメラ」と「オービット」を試してみたので、どんな雰囲気かは以下の動画からどうぞ。





せっかく長野まできたので、山に登って朝日を眺めてきた



今回の「GoPro トレーニングセッション in 白馬」に組み込まれていた“ご来光ツアー”の模様も少しだけレポート。せっかく長野まで行ったので。早朝にスキーのリフトで山に登ってきましたよ!(3時起き)



残念ながら当日は少し雲が多かったのですが、それでもなかなか良い画が撮れたのではないでしょうか。普段はなかなかお目にかかれない光景ですが、空からじゃないと撮れないドローンからの映像だと特別感があります。↓の動画はGoProのアプリ「Quik」で編集してみました(※この動画は音声あり)。スマホでも簡単に編集できちゃうのでおすすめですよ!



そんなわけで、2日に渡り開催された「GoPro トレーニングセッション in 白馬」に参加してみた結果わかったのは、「『Karma』は2日もかからずに飛ばせるようになる」です。非常に簡単に扱えるのに(あとは本人の腕次第で)プロ並みの空撮ができちゃうのは驚き。『Karma』があれば、普段とは違った映像を楽しめちゃいます。うーん、これは欲しくなってしまったぜ。カメラとセットで、がんばれば買えなくもない15万8000円という価格設定も絶妙と言わざるを得ないけど、あとはどこで飛ばせるかが問題かなあ……。

文・撮影/こばやしなおき(編集部)

関連サイト



GoPro公式サイト

『Karma』製品情報ページ

『Karma Grip』製品情報ページ

『GoPro HERO5 Black』製品情報ページ

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