ウクライナのキエフで花を手向ける少女(2014年7月18日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】マレーシアで行われたチェスの大会で、膝丈のドレスを着て出場した少女(12)が「誘惑的な」ドレスを着ていたという理由で途中退場を命じられた。少女のコーチがフェイスブック(Facebook)上に書き込んだ投稿により明らかとなった。

 広く拡散したコーチの投稿によると、少女は先月14日に行われた学生チェス大会の最中、膝丈のドレスが「ある角度では、遠くからだと、誘惑的で衝動を引き起こすもの」だとして退場を命じられ、「嫌な思いをさせられ恥をかかされた」という。コーチは大会の主催者に謝罪を要求している。

 ソーシャルメディア上では主催者の対応を非難する声に加え、少女の服装をどうして不適切と判断したのか疑問を呈するコメントであふれた。

 騒動の火消しに追われたマレーシア・チェス連盟(Malaysian Chess Federation)は2日、声明を発表し、この件に関して調査を行うと明らかにし、少女の退場処分が宗教的な理由によるものとの見方を否定した。AFPの取材に応じた連盟の幹部は、大会が公立の学校で行われたため服装規定を導入し、他の会場だった場合よりも厳しいものとなったと釈明した。

 またこの幹部は「この件を円満に解決するため、全ての当事者による協議を行う」と明かし、「マレーシアはチェスの逸材が不足している。才能あるプレーヤーの誕生を待ち望んでいる」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News