(左から)長嶺大使、尹長官、ナッパー大使代理=2日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は2日午後、ナッパー駐韓米国大使代理、長嶺安政日本大使と面会し、北朝鮮核問題への対応などについて議論した。

 3者会合は韓国側の要請で行われた。外交部長官が米国、日本の大使と3者会合を開くのは異例。
 3人は北朝鮮問題に対するこれまでの連携の成果を評価し、北朝鮮が新たな挑発行為を行う場合の制裁措置について意見交換したとみられる。韓国大統領選(9日投開票)を1週間後に控え、新政権が発足しても3カ国の連携を続けていく方針を重ねて確認したとみられる。
 外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は同日の定例会見で3者会合について、「米国と日本の両国と韓国の緊密な連携を通じてつくられた(国連)安全保障理事会での対北連携のモメンタムを継続的に強化できるよう、協力を要請するための措置」と説明した。
 一方、会合後は尹長官と長嶺大使が約15分間、個別会談を行った。長嶺大使が釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が建てられたことを受けて一時帰国し、4月初旬に85日ぶりに帰任した後、尹長官と公式に会談するのは初めて。
 長嶺大使は帰任後、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相や外交部・統一部・国防部長官との面会を要請したが、韓国政府は保留してきた。
 外交部関係者は両氏の会談について、「長嶺大使は釜山の少女像に関する日本政府の基本的な立場を伝え、われわれも従来の立場を表明した」と明らかにした。
 長嶺大使は少女像の移転を求める日本政府の立場をあらためて示し、尹長官は政府として可能な措置は取っており、慰安婦問題を巡る両国の合意の趣旨と精神を双方が尊重する必要があるとの姿勢を表明したとみられる。
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