17F1第4戦ロシアGP決勝。シャンパンを浴びて初優勝に歓喜するメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス(2017年4月30日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMG(Mercedes AMG)で非常勤会長を務めるニキ・ラウダ(Niki Lauda)氏は1日、2016年シーズンの世界王者ニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)氏が引退したのに伴いチームに加入したバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)について、「非常に優秀な代役」と称賛した。

 通算3度の世界タイトルに輝いた実績を持つオーストリア出身のラウダ氏は、先月30日に行われた第4戦ロシアGP(Russian Grand Prix 2017)決勝の終盤で、27歳のボッタスが激しい重圧にさらされながらも冷静に走行していたことに、とても驚いたと認めた。

 ラウダ氏は報道陣に対して、「GP初優勝は、レースドライバーの人生にとって最も難しいことだ。私は自分の経験からそれを知っている」と述べた。

「自分の初勝利のときをよく覚えている。なぜなら、王者のエマーソン・フィッティパルディ(Emerson Fittipaldi)から電話をもらい、『おめでとう!次はもっと簡単に勝てるはずだ』と言われ、実際にそうなったからだ。バルテリにも同じことを話したよ。今や彼は勝てることを証明したから、次はもっと簡単に勝利を手にするだろう」

「フェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が後方で追い上げてくるという難しい状況下で、彼が初勝利を飾ったことには本当に驚かされた。率直に言って、彼は素晴らしい仕事をした。彼のように、あの重圧の中でGP初勝利を記録した選手は見たことがない。あれ以上の仕事はできないだろう」

 フィンランド出身のボッタスには決して慌てないと高い評価が注がれる一方で、ラウダ氏は1年契約である同選手との契約延長について言及するのは時期尚早だと即座に指摘した。

「今話しているのは今年のことだ。私は今季の勝利を望んでいる。来年については、まったく話し合っていない。バルテリは今週、われわれの期待にすべて応える完璧な仕事をしてくれた。そして彼がニコの代役として非常に優秀であることは間違いない!」
【翻訳編集】AFPBB News