女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリを控え、練習に臨むマリア・シャラポワ(2017年4月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】女子テニスのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が先週、2016年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)で禁止薬物のメルドニウム(Meldonium)に陽性反応を示したことで科された出場停止処分を終え、物議を醸しながらも15か月ぶりにツアー復帰を果たした。

 四大大会(グランドスラム)通算5勝を誇る元世界ランク1位のシャラポワは、ワイルドカード(主催者推薦)を獲得してポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2017)に出場。準決勝に進出したが、最後は6-3、5-7、4-6でクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)の前に力尽きた。

 ドイツ・シュツットガルト(Stuttgart)での同大会に続き、30歳のシャラポワがマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2017)とイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)でもワイルドカードを手にしていることについては、周囲のライバル選手から厳しい批判の声が上がっている。

 AFPは今回、ポルシェ・テニス・グランプリの記者会見でシャラポワの口から飛び出した5つの発言をまとめた(かっこ内がシャラポワの発言)。

■ロッカールームでライバル勢との関係構築を図るか?

「会見上で他の選手に私にとって良いコメントをさせたとして、それが自分のテニスを変えることになる?人々の発言はコントロールできない。できるのはコート上で自分がやることだけ」

■2度の優勝経験を誇る全仏オープンテニス(French Open 2017)やウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)出場について

「もし必要であれば、ジュニアにも出る準備をする。ワイルドカードをもらうのはトロフィーや優勝プレートを手にするためではない。試合に勝つことが私の仕事」

■英大衆紙サン(The Sun)の記者が会見に出席した際

「うそ、冗談でしょ。サン紙がシュツットガルトの大会に来るなんて今まで一度もなかったと思うけど。これまでにあったかしら?(初めてと聞くと)ワオ、初めて!童貞ね」

■ユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)から「ペテン師」とレッテルを貼られ、ムラデノビッチからはワイルドカード獲得に否定的な意見が出ていることが、準決勝へのモチベーションになるか?

「まったくならない。そうしたことを自分の復帰に利用する人間ではない。自分はテニスを通じて話をする。試合の結果が、自分が話さなければならないことの全部。復帰で最も重要なのは、コートの上で起きること」

■通算成績で2勝19敗と苦手にする宿敵セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が母親になることについて

「女性として人生で経験できる最高の贈り物の一つで、とても喜ばしいことだと思う。彼女の人生で素晴らしい出来事」
【翻訳編集】AFPBB News