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洗濯機購入前に知っておきたい3つのルール



RULE01

乾燥機能を重視するならドラム式、外干し派ならタテ型を選択

洗濯乾燥機を選ぶ際、最初に決めなければならないのはタテ型にするか、ドラム式にするかです。これはライフスタイルで決めるのがベスト。それは洗濯物を外に干したいかどうかで決まるからです。洗濯物にはやはり日の光を当てたいと考えるなら、タテ型を選ぶのがおすすめ。天候の悪い日や梅雨などのシーズンだけ、乾燥機能を利用するといいでしょう。逆に洗濯物の大半は乾燥まで全自動で行いたいと考えるなら、ドラム式を選ぶことをおすすめします。

洗濯性能で選ぶならタテ型って本当?

洗濯性能で選ぶならやはりタテ型という意見があります。しかし、ドラム型の洗濯性能も飛躍的に向上しており、明らかな差は既にないと語るメーカー関係者も増えています。価格面でも最上位機種はドラム型に移っており、洗濯性能でタテ型を選ぶ必要はもうありません。

タテ型洗濯機の特徴

・価格が安い

・洗濯のみでも使える

・乾燥機能は劣る

ドラム式洗濯機の特徴

・価格は高い

・節水性が高い

・乾燥性能が高い

・洗濯のみ運転には不向き

RULE02

家族の人数や洗濯回数で洗濯機の容量を決めよう

洗濯乾燥機の形状が決まったら、次は容量。最近では洗濯容量10kg以上の大容量タイプが増えてきています。洗濯に必要な容量は以下の計算式で算出可能です。例えば、3人家族で、2日おきにまとめ洗いする家庭なら9kgタイプでも大丈夫ということ。ただし、これはあくまで洗濯に必要な容量。乾燥できる容量は半分強になることに注意しましょう。ドラム式でしっかりと乾燥するなら、以下の計算で出てくるサイズよりも、もうワンサイズ大きめを選ぶといいでしょう。



RULE03

洗濯機本体や設置場所だけでなく搬入経路までのサイズも計測しよう

購入前に必ず測っておきたいのが洗濯機本体のサイズです。特に最新のドラム型洗濯乾燥機は、洗濯容量が増えたことで、ボディサイズが比較的大きくなっています。設置する洗濯パンの大きさはもちろん、搬入路の幅、そして壁に据え付けられている水栓の位置が干渉しないことを確認しましょう。量販店によっては事前調査してくれることもあります。また、ドラム式の場合はドアの開く向きも使い勝手の上で非常に重要な要素です。

右開きと左開き





▲ドラム型は購入時にドアの開く向きを決める必要がある。これは後から変更できないので注意が必要だ。特に通路の狭い洗面所などに設置する際には気をつけましょう。

家族のライフサイクルと日々の使い勝手を重視して選ぶ



洗濯乾燥機は、多くの家電の中でも生活になくてはならないものの1つ。衣類を手間なくキレイに洗濯乾燥できれば、生活に余裕を生み出すことができます。洗濯機の買い換えサイクルは内閣府が発表した消費動向調査によると約9年。非常に長い期間使うことになる家電なんです。

だからこそ、タテ型か、ドラム式かの選択も家族を含めたライフサイクルを見極めて選ぶ必要があります。例えば共働きで、日常的に洗濯物を干す時間がないなら、ドラム式を選択するべき。完全に乾燥しないまでも、軽く乾かしてから干すせば時間を短縮できます。逆に、どうしても日光で干したいなら、タテ型がオススメです。両タイプの価格差は最上位クラスで比較すると10万円以上にもなるので、ライフスタイルに合わせてコストパフォーマンスの高いモデルを選びましょう。

加えて、洗濯機購入の際は家電量販店の延長保証に入るべき。洗濯乾燥機は大きなモーターを使って洗濯槽を回転させ、乾燥のためのヒーターなども搭載しています。駆動・稼働する部分が多いため、故障故障する確率も上がるので、延長保証はマストと言えます。

あなたのライフスタイルに最適な洗濯機はこれ!



おしゃれ着を優しく洗いたい方向け



パナソニック

ななめドラム洗濯乾燥機

NA-VX9700

実勢価格:30万8330円

洗剤を溶かした洗濯水を除菌用の60℃やおしゃれ着用の30℃など、目的別の温度で洗う温水泡洗浄機能を搭載。また、優しくエコに乾燥するヒートポンプ乾燥機能を採用する。


▲65℃の低温風で衣類に優しく乾燥するヒートポンプ乾燥機能を搭載。乾燥スピード、省エネ性ともに優れている。

深夜帯にも洗濯したいなら



東芝

Bigマジックドラム

TW-117X5

実勢価格:21万6000円

洗濯容量11kg、乾燥7kgの大容量が魅力のモデル。独自のアクティブS-DDモーターと、振動吸収クッションにより、洗濯時の振動や運転音を抑える設計。深夜でも使いやすい。


▲最大内径約54僂Bigマジックドラムを採用。洗濯槽が大きいのでしっかりとたたき洗いができる。


▲洗濯槽の外側に着く黒カビが課題の1つ。候補モデルの黒カビ対策機能をチェックしよう。東芝のマジックドラムは水がかかると汚れが落ちる(右)。

アイロン掛けをなるべくラクしたい人なら



日立

ビックドラム

BD-NX120A

実勢価格:27万5880円

乾燥時に時速約300劼旅眤風を吹きかけて、シャツなどのシワを伸ばす、「風アイロン」機能を搭載。4kgまでならほとんどシワが付かず、1kgならアイロンなしで着られる。


▲通常なら左のようにシワシワになる綿100%のシャツも「風アイロン」で乾燥すれば右のようにそのまま着られる仕上りにできる。

洗濯槽の黒カビがなにより許せないなら



シャープ

ES-PX10A

実勢価格:14万2980円

独自の穴なし槽を採用したタテ型洗濯乾燥機。洗濯槽の外側に繁殖しやすい黒カビが侵入することがなく、また外側に水が入らないため、節水効果も高いなどメリットが多い。


▲イルカの尾びれと表皮のしわの形状を模したパルセーターを洗濯槽の底に配置。より大きな水流を派生させられる。

文/コヤマタカヒロ

洗濯機のスペシャリストはこの人!

デジタル&家電ライター コヤマタカヒロさん

デジタルガジェットからシロモノ家電まで幅広いジャンルの製品に精通するライター。冷蔵庫や掃除機などの大型家電も、長くリサーチを続けている。

※『デジモノステーション』2017年5月号より抜粋

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