アルジェリアの首都アルジェで記者会見を行うポリサリオ戦線のムハメド・ハダド氏(2017年5月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】西サハラの独立を求める武装組織「ポリサリオ戦線(Polisario Front)」は1日、西サハラを実効支配するモロッコとの交渉に臨む用意があるとの考えを示した。ポリサリオ戦線を支援するアルジェリアの首都アルジェ(Algiers)で記者会見を行った同組織の幹部、ムハメド・ハダド(Mhamed Khadad)氏が明らかにした。

 ハダド氏は会見で、ポリサリオ戦線が「自由と国家の独立」を目指す和平プロセスにおいて、アフリカ連合(AU)と国連(UN)も関与すべきと主張した。

 国連監視団の軍事要員によると、ポリサリオ戦線が先月27日から28日にかけ、モーリタニアとの国境に近いゲルゲラット(Guerguerat)地区から撤退したことが確認されたという。

 これを受け国連安全保障理事会(UN Security Council)は、新たな和平イニシアチブと、国連西サハラ住民投票監視団(MINURSO)による平和維持活動(PKO)の1年延長を認める決議を全会一致で採択した。モロッコ政府も安保理決議を歓迎する意向を示している。
【翻訳編集】AFPBB News