エンタメとしての時代劇の楽しみ方を教えてくれたペリー荻野

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ヒストリーチャンネル(スカパー!やケーブルテレビなどで視聴可能)では5月8日(月)から、「戦国ドラマウィーク」と題し、豊臣秀吉を描いた大型ドラマとそれにまつわるドキュメンタリーが放送される。「一日、三ちょんまげ(3本時代劇見ること)」をモットーに掲げるほど時代劇を愛してやまない時代劇研究家のペリー荻野が、その楽しみ方を教えてくれた。

時代劇の一番良いところについて、ペリーは「腐らないこと」だと言う。「昔に放送された現代ドラマを今見ると、どうしても(当時の流行などの)古さが出てしまうけど、時代劇は20年以上前に制作されたドラマであっても、古さを感じないし、面白いじゃないですか。古い作品であっても、驚きを感じることができる。それが時代劇の素晴らしいところ」とその魅力を紹介。

時代劇を長年愛し続けてきたペリーだが、意外なことに時代劇を好きな人は実は歴史へのコンプレックスがある人が多いそうで、「私自身も歴史に詳しいと言われるけど、全然分かってなくて…。時代劇の原稿を書き始めて25年ぐらいになるけど、歴史が分かるようになったのはここ5年ぐらいです」と自身もコンプレックスがあったことを明かしてくれた。

一方で、歴史好きな人たちの中には、ドラマに抵抗がある人もいることに対し、「歴史好きだと、ドラマは嘘(フィクション)ばかりだから嫌だという人もいるかもしれないけど、エンタメ作品として見るといいと思います。例えば、歌舞伎役者の(中村)勘九郎さんは、『豊臣秀吉 天下を獲る』に親子三代で出演しているのですが、そういった豪華なキャストも魅力の一つだし、勘九郎さんは歌舞伎の人だから、腰も据わっていて、どっしりと演技している。歴史をしっかりと描くことも大事かもしれないけど、そういった勘九郎さんやキャストの素晴らしい演技などに注目して見るといいのかもしれない」と時代劇の楽しみ方を語った。

「戦国時代ウィーク」では、20年以上前に作られた時代劇のほか、秀吉の交渉術や周囲の人物に注目したドキュメンタリーなども併せて放送される。