2日、環球時報は、北朝鮮の核問題において「米国は中国に期待しすぎてはいけない」とする社説を掲載した。写真は北朝鮮。

写真拡大

2017年5月2日、環球時報は、北朝鮮の核問題において「米国は中国に期待しすぎてはいけない」とする社説を掲載した。

社説は、トランプ米大統領が近ごろ北朝鮮問題における中国の対応を絶賛しているとし、「米国の大統領がこれほどまでに北京政府を称賛するのは非常に珍しい」と指摘した。トランプ氏が中国に対する称賛を繰り返す背景には、「トランプ氏が確かに北朝鮮の核問題における中国の支援を望んでおり、中国が北朝鮮に最大の圧力を掛けることも期待している」ことがあるという。

一方で、「中国の努力だけでは北朝鮮の核問題は根本的に解決できない。なぜなら、その根源は米朝の対立にあるからだ」と指摘。朝鮮半島は現在も冷戦構造が残り、米韓と北朝鮮が敵対関係していることで、北朝鮮の核問題というがんが生み出されているという論理を展開した。

そして、「米政府は中国政府に過度の期待を抱くべきではない。中国政府は米国の役割を代わりに担うことはできない。米政府は自らの努力を少しも欠いてはならないという基本的なロジックは変えられない」と論じている。

また、「情勢が悪化すると見られた4月に何も起こらなかったことを米国はチャンスと捉え、北朝鮮の核問題の根本的な解決に向けて中国とより多くの協調と協力を進める必要がある。もし米中両国が歩み寄りを続けていけば、問題解決を大きく前進させる真の希望が生まれるのだ」と結んだ。(翻訳・編集/川尻)