1日、香港・文匯報によると、5月9日の韓国大統領選投開票日が近づき、韓国では世代間の溝が深まっている。写真はソウルのデモ。

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2017年5月1日、香港・文匯報によると、5月9日の韓国大統領選投開票日が近づき、韓国では世代間の溝が深まっている。

朴槿恵(パク・クネ)前大統領弾劾を受け、韓国では大統領選が「倒朴」の延長線と受け止められてきた。若い世代には朴前大統領に象徴される守旧勢力への不満が強くある。朴前大統領を引きずり下ろすことで、より公平な社会がつくれると考えている。一方、年長の世代は若者は苦労をしていないと認識。朴前大統領の父である朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領が実現した経済成長「漢江の奇跡」を懐かしんでいる。

韓国・中央日報がこのほど実施した世論調査では、20代の有形者の95%が「投票に行く」と回答。過去3回の大統領選の投票率46〜68%を大きく上回る結果となり、若年層の動向が選挙の鍵を握るとみられる。

米世論調査機関ギャラップが4月末に実施した調査では、30歳以下の回答者の53%が文在寅(ムン・ジェイン)候補を支持。逆に60歳以上では17%にとどまった。朝鮮戦争後の食糧難を経験した世代は「今の若者は苦労をしていない」と認識。一方、若い世代は将来を悲観し「デート、結婚、子ども」の三つともあきらめざるを得ず、経済成長の恩恵を十分に受けていないと考えている。世代間の溝が大統領選の行方を左右しそうだ。(翻訳・編集/大宮)