米国防総省の国家偵察局が委託した衛星「NROL-76」を積んで打ち上げられる米スペースXのロケット「ファルコン9」。米フロリダ州ケープカナベラルで(2017年5月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)は1日、米政府が委託した軍事衛星「NROL-76」の打ち上げに成功した。イーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)率いる同社が軍事目的の衛星を打ち上げたのは初めて。

 米国防総省の国家偵察局(NRO)の委託を受け、衛星を積んだロケット「ファルコン9(Falcon 9)」は、米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)で1日午前7時15分(日本時間同日午後8時15分)に打ち上げられた。NROは偵察衛星の製作や運用を行っている。

 ライブ映像によれば打ち上げの約2分半後に1段目と2段目のロケットが切り離された。打ち上げの約10分後、1段目のブースターロケットがケープカナベラルに設けられた直径300フィート(約91メートル)の着陸ゾーンの真ん中に垂直に着陸した。

 同社は打ち上げコスト削減を目指しブースターロケットの再利用に取り組んでいる。同社のロケットが陸上への着陸に成功したのは4回目。

 今回、打ち上げられた機器については機密扱いのため「衛星」としか明らかになっていない。
【翻訳編集】AFPBB News