晴天乱気流に巻き込まれた時の状況を語るアエロフロート機の乗客ら(2017年5月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ロシア航空大手アエロフロート(Aeroflot)のロシア・モスクワ(Moscow)発タイ・バンコク(Bangkok)行きの旅客機が、激しい乱気流に巻き込まれ、天井に打ち付けられた乗客ら27人が骨折などのけがをした。同機の乗客と当局が1日、明らかにした。

 アエロフロートによれば、同機はバンコク到着直前だった同日午前0時すぎ、雲を伴わないために事前に察知しにくい「晴天乱気流」を通過。在バンコク・ロシア大使館の職員がAFPの取材に語ったところによると、ロシア人24人とタイ人3人が負傷し、うちロシア人15人とタイ人2人が現在も病院で治療を受けている。

 国営ニュース専門テレビ局のロシア24(Rossiya 24)は、混乱する客室内の様子を乗客が携帯電話で撮影した動画を放送。映像には、床にいる負傷した乗客の姿や、血の付いた荷物棚、酸素マスクがぶら下がっている様子が収められていた。

 乗客の女性は同局の電話取材に対し、乗客らが天井に向かって放り上げられ、座席にしがみつくことはほぼ不可能だったと説明し、「揺れがずっと続き、そのまま墜落すると思った」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News