28日、韓国・アジア経済によると、最近、インターネットコミュニティーで「身長23センチ」のミニ環境美化員が話題になり、ネットユーザーから高評価を得ている。写真はソウル。

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2017年4月28日、韓国・アジア経済によると、最近、韓国のインターネットコミュニティーで「身長わずか23センチ」の街の清掃員が話題になっている。

「弘大(ホンデ)に現れたミニ環境美化員」と題したスレッドでは、黄緑色の作業服に白いヘルメットをかぶり、左手には竹ぼうき、傍らに赤いちりとりを置いた、韓国の一般的な清掃員(環境美化員)の写真が紹介されている。しかしここに写る中年男性は実物の清掃員ではない。右手で最寄りのごみ箱のある方向を指差し「ここはごみ箱ではありません。ごみはごみ箱に捨ててください」とのメッセージを発しているのは、高さ23センチの小さなステッカーだ。このステッカーは、若者の多いソウル・弘大のあちこちに貼られている。

「ミニ環境美化員のごみ箱表示板」キャンペーンは広告会社「ideot」が推進しているもので、弘大地域のごみ問題をアイデアで解決しようという目標から始まった。同地域で公共のごみ箱があまり見当たらないという不満を受け、ごみ箱の位置を面白おかしく知らせる表示板として企画したそうで、ideotのイ・スンジェ代表(27)は、「アイデアは人の心を変える力がある。その力を公益のために使えば、より温かい世の中になるだろう」と話す。

弘大を管轄する麻浦(マポ)区役所掃除行政課の協力の下、今月20日、地下鉄出入り口の手すりやバス停など計6カ所にステッカーが貼り付けられた。まだ効果を確認するには尚早だが市民からの反応も上々だそうで、イ代表は「通勤時や昼休みに観察したところ、ごみを捨てる人はおらず、同地域の掃除を担当する環境美化員からもごみが減ったと聞いている」と話し、区役所からキャンペーン拡張の話も出ていると明らかにした。

これを見たネットユーザーからは、「小さいけど、世の中を変えるアイデア」「この広告を見て国民の認識が変わることを願う。アイデアで住みやすい韓国になりますように」など高く評価するコメントが続々と寄せられている。

中には、「あんなふうにしないと人々が変わらないのが今の韓国の市民意識レベル」と市民意識の低さを指摘するコメントや、韓国への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題で中韓関係が悪化していることから「中国人が少なくなったのも一役買っているのでは?」と推測したり、「韓国のごみは国会に捨てたらいい。だって、国会は代表的なごみが集まるごみ箱だからね」と国会を皮肉ったりする声も上がった。(翻訳・編集/松村)